山田 孝子/著 -- ヤマダ,タカコ -- 昭和堂 -- 2012.2 -- 472.199

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
奄美一般 郷土資料コーナー K47/ヤ012 0230250342 郷土資料   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 南島の自然誌
書名カナ ナントウ ノ シゼンシ
副書名 変わりゆく人-植物関係
著者 山田 孝子 /著  
著者カナ ヤマダ,タカコ
出版地 京都
出版者 昭和堂
出版者カナ ショウワドウ
出版年 2012.2
ページ数 8,389p
大きさ 22cm
一般件名 植物-竹富町(沖縄県) , 植物-ミクロネシア連邦 , 文化人類学
内容紹介 南島としての沖縄県八重山の自然誌を、とくに人と植物との関係に焦点をあてて描き、同時に島嶼環境という海がさえぎる自然誌の動態的側面から、個別文化にみる地域性と共通性、「伝統」という視点からの連続性を考察する。
NDC分類(9版) 472.199
ISBN 4-8122-1168-7
ISBN13桁 978-4-8122-1168-7
定価 ¥5300

目次

第1章 自然誌の探求への道
  1-1 目的
  1-2 自然誌探求への動態的視点
  1-3 調査地と調査方法
  1-4 南島の概況
第Ⅰ部 海がさえぎる自然誌
第2章 八重山における植物の命名と分類
  2-1 命名の構造
  2-2 分類の論理
  2-3 命名・分類にみる地域性と普遍性
第3章 八重山における植物相の活用
  3-1 利用形態
  3-2 食に欠かせない野生種
  3-3 健康を支える民間薬
  3-4 象徴的意味の担い手
  3-5 利用形態にみる普遍性と地域性
第4章 東カロリン諸島プンラップ島における人-植物関係
  4-1 自然環境上の八重山との共通性
  4-2 プンラップ島における植物利用
  4-3 利用にみる八重山との汎太平洋的共通性
第Ⅱ部 知の体系としての自然誌
第5章 八重山の民俗的植物知識
  5-1 シダ植物(Pteridophyta)
  5-2 種子植物(Spermatophyta)
第Ⅲ部 移り変わる自然誌
第6章 伝統的植物知識の維持と変容
  6-1 食用植物利用にみる「伝統」の維持
  6-2 忘れられる植物名
第7章 儀礼が支える伝統的自然知
  7-1 神行事とこれを支える集落の体制
  7-2 プーリン(豊年祭)に蘇る自然知
  7-3 プーリンの簡略化
  7-4 自然知の担い手となる神行事
第8章 自然誌の動態と伝統の連続性
  8-1 同一文化圏におけるミクロな地域性と共通性
  8-2 人-植物関係の超文化的パラダイム
  8-3 八重山の事例が示す伝統的知識の連続性
  8-4 伝統の連続性とは
  8-5 伝統とモダニティとの共生