森田 敦郎/著 -- モリタ,アツロウ -- 世界思想社 -- 2012.2 -- 530.92237

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 530.9/モ012 0114810104 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 野生のエンジニアリング
書名カナ ヤセイ ノ エンジニアリング
副書名 タイ中小工業における人とモノの人類学
著者 森田 敦郎 /著  
著者カナ モリタ,アツロウ
出版地 京都
出版者 世界思想社
出版者カナ セカイ シソウシャ
出版年 2012.2
ページ数 9,268p
大きさ 22cm
一般件名 機械工業 , タイ(国名)-工業
内容紹介 第二次世界大戦後、独自に発展してきたタイの機械技術。そこに関わる人とモノは、どんな関係を結んできたのか。モースの技術論、アクターネットワーク理論を駆使して、文化 自然の二元論を乗り越える、テクノロジーの人類学。
NDC分類(9版) 530.92237
ISBN 4-7907-1557-3
ISBN13桁 978-4-7907-1557-3
定価 ¥3800

目次

序文 人類学的対象としての機械
第Ⅰ部 機械の人類学
第1章 機械の人類学とその先駆者たち
  1 技術をめぐる人類学の展開
  2 モース技術論とその未完の可能性
  3 ストラザーンによるモース技術論の拡張
  4 機械の民族誌の方法
第2章 「野生のエンジニアリング」への関心
  1 工業化の風景
  2 タイ土着の機械技術の歴史
  3 技術移転と文化への関心
第Ⅱ部 技術の世界の見え方
第3章 工場の風景
  1 工場への道筋
  2 現場の風景
  3 カテゴリーと活動の組織化
  4 工場を超えて
第4章 経験を頼って見る
  1 機械工の視覚
  2 媒介された視覚
  3 交錯する部分的な見え方
第5章 仕事をする身体と現場の空間
  1 実践における身体とモノ
  2 作業場の空間と行為の連鎖
第6章 あらわになる「能力」
  1 行為の網の目
  2 技能の優劣とヒエラルキーの動態
第7章 機械工として生きる
  1 個人的なものと集合的なもの
  2 生活史のバリエーション
  3 技能のギャップを乗り越える
第Ⅲ部 関係的な人工物
第8章 機械を構成する諸関係
  1 問い直される「技術と文化」
  2 人工物の秩序
  3 機械の移動と不安定化
第9章 「野生のエンジニアリング」の誕生
  1 旅する機械
  2 行為を引き出す機械
  3 独自の技術システムの形成
第10章 流体的な機械
  1 機械の同一性の拡散
  2 オーサーシップの変容と新しい関係の生成
  3 コモンズとしての機械
  4 野生のエンジニアリングと機械の流体化
結語