平山 篤子/著 -- ヒラヤマ,アツコ -- 法政大学出版局 -- 2012.2 -- 236.05

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 236.0/ヒ012 0114798671 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル スペイン帝国と中華帝国の邂逅
書名カナ スペイン テイコク ト チュウカ テイコク ノ カイコウ
副書名 十六・十七世紀のマニラ
著者 平山 篤子 /著  
著者カナ ヒラヤマ,アツコ
出版地 東京
出版者 法政大学出版局
出版者カナ ホウセイ ダイガク シュッパンキョク
出版年 2012.2
ページ数 9,446,47p
大きさ 22cm
一般件名 スペイン-対外関係-フィリピン-歴史 , スペイン-対外関係-中国-歴史 , マニラ-歴史
内容紹介 マニラにおけるスペイン政庁設立の1571年から1650年前後まで、スペイン人と華人との邂逅を地球一元化の過程における画期と位置づけ、両者の関わりにおいて惹起された事件を軸に、「ヒトの移動と邂逅」を考察する。
NDC分類(9版) 236.05
ISBN 4-588-37501-9
ISBN13桁 978-4-588-37501-9
定価 ¥7200

目次

序章 本書の課題と構成
第一章 スペイン・カトリック帝国とフィリピーナス諸島(一四五〇頃〜一六五〇頃)
  はじめに
  一 スペイン・カトリック帝国とフィリピーナス諸島
  二 地球一元化におけるマニラ
  三 スペインの植民地主義の特徴
第Ⅰ部 スペイン・カトリック帝国の対チナ観
  はじめに
第二章 チナ宣教論としての「チナ事業」
  一 「チナ征服論」の系統と「チナ事業」
  二 「チナ事業」の展開
  三 サンチェスの難破とマニラ帰還
  四 「チナ事業」本国へ
  五 「チナ事業」の性格
  六 小結
第三章 アロンソ・サンチェス神父と「チナ事業」
  はじめに
  一 サンチェスのチナ論
  二 「チナ事業」と権原
  三 サンチェスの真意-「チナ事業」提起の理由
  四 小結
第四章 ホセ・デ・アコスタ神父と「チナ事業」
  はじめに
  一 イエズス会士ホセ・デ・アコスタ
  二 「チナ事業」に対するアコスタの「反駁論文」
  三 二論文に見えるアコスタのチナ観
  四 主著『インディオ救霊論』との比較
  五 小結
第五章 初代マニラ司教ドミンゴ・デ・サラサールの対チナ観
  はじめに
  一 ドミンゴ・デ・サラサールの経歴・行動と基本的思想
  二 「フィリピーナスのラス・カサス」サラサールと「チナ事業」(一五八一〜一五九〇年)
  三 チナ問題におけるサラサールの「見解」(一五九〇年)
  四 「一五八三年見解」から「一五九〇年見解」へ-チナ観転回の時期
  五 「チナ事業」提言と撤回の理由
  六 小結
第Ⅱ部 スペイン政庁の対華人観、対明観
  はじめに
第六章 フィリピーナス諸島における華人
  一 フィリピーナス諸島における華人人口
  二 交易
  三 華人の諸島における役割
  四 華人関係の法律と対華人政策
  五 華人への宣教
  六 対華人観
第七章 マニラにおける第一次華人暴動(一六〇三年)
  はじめに
  一 【ショウ】州府マンダリンとスペイン政庁
  二 暴動
  三 事件後
  四 暴動の原因
  五 小結
第八章 マニラにおける第二次華人暴動(一六三九〜一六四〇年)
  はじめに
  一 史料と先行研究
  二 経過
  三 損害
  四 事後処理
  五 計画性の有無
  六 原因
  七 一六〇三年暴動との相違点と背景の変化
終章 ヒトの移動と邂逅