安野 眞幸/著 -- アンノ,マサキ -- 言視舎 -- 2011.12 -- 219.3

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 219.3/ア011 0114812555 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 世界史の中の長崎開港
書名カナ セカイシ ノ ナカ ノ ナガサキ カイコウ
副書名 交易と世界宗教から日本史を見直す
著者 安野 眞幸 /著  
著者カナ アンノ,マサキ
出版地 東京
出版者 言視舎
出版者カナ ゲンシシャ
出版年 2011.12
ページ数 227p
大きさ 20cm
一般件名 長崎市-歴史 , 日本-対外関係-歴史 , 比較宗教学
内容紹介 世界を席捲したイスラーム商人は、なぜ日本に及ばなかったのか? イスラーム世界を含めた世界史的視野に比較宗教論を加え、港市を中心とした交易世界、国際関係における日本社会を描き出す。
NDC分類(9版) 219.3
ISBN 4-905369-20-2
ISBN13桁 978-4-905369-20-2
定価 ¥2200

目次

序論 イスラームと日本
  一 「世界史の中の長崎開港」
  二 「同化か?」「異化か?」
  三 「東アジア交易圏」論
  四 イスラーム学事始め
  五 「霊魂不滅」と「肉の蘇り」
Ⅰ 港市の諸相
第一章 港市をめぐる諸問題
  第一節 「海域世界論」と港市
  第二節 ピジンとクレオール
  第三節 「外文明と内世界」
  第四節 「重層化」
  第五節 「去勢」による自己形成
  第六節 「ボカシの地帯」
  むすび
第二章 博多「唐坊」と蒙古襲来
  はじめに
  第一節 蒙古はなぜ博多を襲ったのか?
  第二節 博多「唐坊」の研究史
  第三節 「野上文書」の分析
  むすび
Ⅱ 港市長崎への問い-「アジアの中の日本」再考
第三章 「唐人」はなぜ長崎に雑居したのか?-後期倭寇論
  はじめに
  第一節 華僑と倭寇
  第二節 中世の日中関係…基本は「体制外通商関係」
  第三節 「東アジア交易圏」と物産複合
  第四節 中国貨幣流通圏の中の日本
  第五節 黄金と銅銭の交易
  むすび-中国人が「倭寇」となった理由
第四章 イエズス会はなぜマモンに仕えたのか?-禅僧の貿易担当再考
  はじめに
  第一節 身分的動機の交易者
  第二節 宋・元・明期の東アジア
  第三節 中国・日本・朝鮮の対外対応-海禁の大陸・海洋国家日本
  むすび
Ⅲ 長崎開港
第五章 家船の陸上がり
  第一節 長崎の地形
  第二節 神功皇后の伝説
  第三節 船住まいの人びと
  第四節 南蛮貿易と家船
  第五節 長崎の開港
第六章 長崎の唐人屋敷
  一 自己紹介
  二 はじめに
  三 図版の説明
  四 長崎の都市計画
  五 唐人屋敷の成立
  六 むすびに代えて-テーマ・唐人屋敷について