野口 友紀子/著 -- ノグチ,ユキコ -- ミネルヴァ書房 -- 2011.7 -- 369.021

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 369.0/ノ011 0114714769 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 社会事業成立史の研究
書名カナ シャカイ ジギョウ セイリツシ ノ ケンキュウ
副書名 防貧概念の変遷と理論の多様性
シリーズ名 MINERVA社会福祉叢書
著者 野口 友紀子 /著  
著者カナ ノグチ,ユキコ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2011.7
ページ数 6,270p
大きさ 22cm
シリーズ名 MINERVA社会福祉叢書
シリーズ名カナ ミネルヴァ シャカイ フクシ ソウショ
叢書巻次 37
一般件名 社会福祉-日本 , 救貧法
内容紹介 社会事業の関係者らが社会事業とその対象範囲をどう捉えてきたのかを、内在的視点を基に分析。「救済」から「防貧」への制度化の変容過程を明らかにして社会事業の再カテゴリー化を行い、新たな社会事業史の描き方を提案する。
NDC分類(9版) 369.021
ISBN 4-623-06065-8
ISBN13桁 978-4-623-06065-8
定価 ¥6000

目次

序章 社会事業史の方法を考えるために
  第1節 社会事業史研究の2つの特徴
  第2節 2つのキーワード-防貧と社会事業理論
  第3節 本書の構成
  第4節 社会事業の形成過程と理論の形成過程としての理解
第1章 問題の所在と視点
  第1節 問題の所在
  第2節 社会事業史に内在的視点を導入するために
  第3節 内在的視点をもつ意義
第2章 社会事業史にみる大河内理論の効用と限界
  第1節 社会事業の定義にみる多様性
  第2節 大河内理論とその影響
第3章 社会福祉の歴史記述の整理と分析枠組みの提示
  第1節 社会福祉の歴史の記述
  第2節 内在的な視点の可能性
  第3節 社会事業史の新たな記述
第4章 防貧事業の認識の変化の予兆
  第1節 社会政策の代替といわれる経済保護事業
  第2節 行政上の経済保護事業の類型の変化
  第3節 職業紹介事業に対する認識の変化
  第4節 貧困への対応の変化
第5章 救済事業の二面性
  第1節 救済事業を検討する意味
  第2節 救済事業調査会に対する評価
  第3節 当時の救済事業の範囲の捉え方
  第4節 救済事業調査会設立以前の救済事業の捉え方の整理
  第5節 救済事業の二面性
第6章 防貧の変遷と貧困に関する2つの解釈
  第1節 社会事業にみる防貧の分析-防貧の意味の変遷と確定
  第2節 大正期における生活問題をめぐる2つの視点-貧困の原因から
第7章 社会事業論の系譜
  第1節 社会事業論を分析する目的
  第2節 分析視点と方法
  第3節 社会事業論の検討-6類型の議論
  第4節 6つの議論の整理とつながり
第8章 社会事業理論の4類型と方向性
  第1節 社会事業理論をみることの意味
  第2節 分析視点
  第3節 社会事業理論の検討-伝統と対象者の範囲
  第4節 社会事業理論の類型と社会事業の方向性
  第5節 社会事業理論史の視点と新たな課題
終章 防貧の確立と社会事業理論の形成
  第1節 社会事業史の捉え直しと社会事業の固有性
  第2節 社会事業の認識と再編
  第3節 社会事業理論の変遷を分析する視点
  第4節 内在的視点の意義と課題
補論 社会事業の成立要因の分析枠組み
  第1節 社会事業史の現状
  第2節 池田敬正『日本社会福祉史』
  第3節 吉田久一『改訂増補版 現代社会事業史研究』
  第4節 池本美和子『日本における社会事業の形成』
  第5節 三者の社会事業史モデルの比較と検討課題