初田 香成/著 -- ハツダ,コウセイ -- 東京大学出版会 -- 2011.5 -- 518.8

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 518.8/ハ011 0114706013 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 都市の戦後
書名カナ トシ ノ センゴ
副書名 雑踏のなかの都市計画と建築
著者 初田 香成 /著  
著者カナ ハツダ,コウセイ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2011.5
ページ数 5,415,12p
大きさ 22cm
一般件名 都市計画-日本
内容紹介 戦後から1960年代半ばまでの東京を中心とする日本都市の都心部における都市計画と建築を題材に、それらがどのように収斂し、現在に至るのかという観点から、都市空間の形成と都市社会の持続的な営みの特質を論じる。
NDC分類(9版) 518.8
ISBN 4-13-066853-8
ISBN13桁 978-4-13-066853-8
定価 ¥7200

目次

序章 都市の戦後、戦後の都市計画と建築
  一 本書の目的と背景
  二 既往研究の成果と本書の視座
  三 本書の対象と構成
第一部 東京の戦災復興とその後
第一章 東京戦災復興計画と実現した空間
  一 はじめに
  二 東京戦災復興計画の経過
  三 実現した空間
  四 おわりに
第二章 闇市の簇生と変容
  一 マーケットという視角
  二 用語の説明
  三 戦後東京におけるマーケットの盛衰
  四 マーケットの空間と社会
  五 おわりに
第三章 石川栄耀の都市計画論と「戦後」
  一 はじめに
  二 石川栄耀の盛り場論
  三 石川栄耀の都市計画論の新たな境地
  四 おわりに
第二部 都市不燃化運動とその終焉
第四章 都市不燃化運動の生成と伝播
  一 はじめに
  二 東京と大阪における都市不燃化運動の生成
  三 都市不燃化同盟の構想とその変容
  四 都市不燃化運動の周辺と地方への伝播
  五 おわりに
第五章 日本橋問屋街の都市不燃化運動
  一 はじめに
  二 戦後の日本橋問屋街の社会と空間
  三 横山町馬喰町橘町不燃化建築促進連盟の活動
  四 一九五〇年代の都市不燃化運動の構図
  五 おわりに
第六章 今泉善一と地方都市の防火建築帯
  一 はじめに
  二 建設工学研究会に参加するまでの今泉善一
  三 建設工学研究会と沼津アーケード街
  四 日本不燃建築研究所による商店街共同建築
  五 おわりに
第三部 「都市再開発」の誕生
第七章 用語「再開発」の誕生と変容
  一 はじめに
  二 用語「再開発」の受容
  三 「再開発」の変容
  四 おわりに
第八章 新橋西口市街地改造事業に見る社会と空間
  一 はじめに
  二 バラック飲み屋街の出来事
  三 再開発前後のバラック飲み屋街の社会と空間
  四 戦後の再開発に見る各主体の意図
  五 おわりに
補章 民間ディベロッパーと再開発コンサルタントの誕生
  一 はじめに
  二 民間ディベロッパーの海外視察
  三 再開発コンサルタントの誕生
  四 おわりに
結章 戦後日本の都市の位相
  一 東京の戦災復興・都市不燃化運動・揺籃期の「都市再開発」の意義
  二 インフラ中心の都市計画へのオルタナティブとしての都市計画運動
  三 大都市流入者を背景とした社会構造の変動の表出としての都市空間形成
  四 戦後日本の都市形成の位相