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    ジョエル・ディケール
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舩田 淳一/著 -- フナタ,ジュンイチ -- 法藏館 -- 2011.2 -- 162.1

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 1階海音寺コーナ 162.1/フ011 0114707052 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 神仏と儀礼の中世
書名カナ シンブツ ト ギレイ ノ チュウセイ
著者 舩田 淳一 /著  
著者カナ フナタ,ジュンイチ
出版地 京都
出版者 法藏館
出版者カナ ホウゾウカン
出版年 2011.2
ページ数 12,522,11p
大きさ 22cm
一般件名 神仏習合 , 仏教-仏会・仏事
内容紹介 神仏習合は中世社会にどう定着していったのか? 仏教と神祇に関する儀礼資料を読み解くことで、神仏習合がつねに仏教儀礼を通じて展開したことを明らかにする。
NDC分類(9版) 162.1
ISBN 4-8318-6029-3
ISBN13桁 978-4-8318-6029-3
定価 ¥7500

目次

序章 中世宗教儀礼研究の射程
  一 研究史と問題の所在
  二 本書各章の概要
第一部 解脱房貞慶の信仰と儀礼
第一章 貞慶の笠置寺再興とその宗教構想
  はじめに
  一 般若台
  二 法華八講と十三重塔
  三 笠置山の法華持経者と貞慶
  四 龍華会と礼堂
  おわりに
第二章 『春日権現験記絵』の貞慶・明恵説話とシャーマニズム
  はじめに
  一 春日の冥告
  二 『春日権現験記絵』巻十六の貞慶説話をめぐって
  三 説話と伝記資料に見る明恵と春日神
  おわりに
第三章 貞慶『春日権現講式』の儀礼世界
  はじめに
  一 貞慶の春日信仰関係テキスト
  二 春日神をめぐる二神約諾神話
  三 『春日権現講式』一段の神話言説
  四 『春日権現講式』の儀礼的論理
  おわりに
第四章 貞慶撰五段『舎利講式』の儀礼世界
  はじめに
  一 貞優の舎利信仰と五段『舎利講式』
  二 『舎利講式』の儀礼的構造
  三 中世の衆生観・国土観と霊山の縁起
  四 興福寺における肯定的国土観
  五 貞慶における肯定と否定の思想
  おわりに
補論 貞慶撰五段『舎利講式』の展開
  一 随心院蔵貞慶撰五段『舎利講式』
  二 中世寺院における貞慶撰五殺『舎利講式』の伝播と享受
  三 舎利講儀礼における生身と法身
  四 鎌倉称名寺の舎利講儀礼
第二部 中世律僧の信仰と儀礼
第五章 貞慶『発心講式』と玄縁『礼仏懺悔作法』をめぐって
  はじめに
  一 『発心講式』の懺悔・滅罪説と本覚思想
  二 天台本覚思想における『観普賢経』『心地観経』の言説と滅罪思想
  三 中世仏教における事・理二元論の構造
  四 南都仏教における理懺説の展開
  五 『礼仏懺悔作法』という儀礼
  おわりに
第六章 南都戒律復興における受戒儀礼と春日信仰の世界
  はじめに
  一 戒律復興と授戒儀礼
  二 自誓受戒という儀礼
  三 南都律僧の神祇信仰
  おわりに
第七章 春日神に抗う南都律僧
  はじめに
  一 死穢を容認する神
  二 死穢を克服する律僧
  三 死穢克服説話の思想
  四 死穢克服(志玉)説話の背景と白毫寺の一切経転読儀礼
  五 説話と穢れ忌避の実態
  おわりに
第八章 叡山律僧の受戒儀礼と山王神
  はじめに
  一 戒家における授戒儀礼と山王神
  二 山王神をめぐる戒律思想
  三 戒家における十禅師信仰の特質
  四 十禅師戒体説の思想背景
  おわりに
第三部 中世真言密教の信仰と儀礼
第九章 頼助『八幡講秘式』と異国襲来
  はじめに
  一 内容と思想・信仰
  二 成立背景をめぐる諸問題
  三 『八幡講秘式』と幕府の祈禱
  四 『八幡講秘式』周辺の口決と行法次第
  おわりに
第十章 久我長通『八幡講式』と南北朝争乱
  はじめに
  一 石清水八幡宮と二つの『八幡講式』
  二 二つの『八幡講式』の先後関係
  三 石清水八幡宮における本地愛染明王説
  四 地蔵院房玄による本地愛染説に基づく儀礼
  五 南北朝〜室町期における本地愛染説の進展
  おわりに
第十一章 死穢と成仏
  はじめに
  一 『日本記三輪流』の葬送儀礼
  二 「葬送灌頂」の享受
  三 <葬送灌頂>の思想からその成立圏に及ぶ
  おわりに
第十二章 摂関家の南円堂観音信仰と春日神
  はじめに
  一 中世の興福寺と南円堂
  二 摂関家と南円堂観音
  三 <中世南円堂言説群>を構成する諸要素
  おわりに
結語