高橋 庸一郎/著 -- タカハシ,ヨウイチロウ -- 晃洋書房 -- 2011.3 -- 921.42

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 921.4/タ011 0114760184 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中国文化史上における漢賦の役割
書名カナ チュウゴク ブンカシジョウ ニ オケル カンプ ノ ヤクワリ
シリーズ名 阪南大学叢書
著者 高橋 庸一郎 /著  
著者カナ タカハシ,ヨウイチロウ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2011.3
ページ数 15,292,18p
大きさ 22cm
シリーズ名 阪南大学叢書
シリーズ名カナ ハンナン ダイガク ソウショ
叢書巻次 90
一般件名 漢詩
内容紹介 中国文化史上きわめて多大な役割を果たした「漢賦」を、絵画、書法、吟詠、物名などの様々な方向から分析することにより、その実際のあり方を明らかにする。
NDC分類(9版) 921.42
ISBN 4-7710-2198-3
ISBN13桁 978-4-7710-2198-3
定価 ¥5500

目次

第一章 「青銅器」銘文から『詩經』へ
  1 習いの芸と学びの芸
  2 青銅器銘文(金文)と王侯賛美
  3 『尚書』と王侯賛美
  4 『詩經』と王侯賛美
第二章 縦横家の弁説から『楚辭』へ
  1 戦国縦横家と王侯賛美
  2 南方文学と北方文学
  3 『楚辭』と祈禱文学
  4 兵家の弁説と『楚辭』
第三章 『楚辭』から「漢賦」へ
  1 賦字の意味
  2 「賦」語の発生
  3 荀子と賦
  4 『楚辭』と賦
  5 『七發』と賦
  6 賈誼と賦
第四章 「漢賦」と絵画
  1 絵画と物語との歴史的な関係
  2 賦の成立と中国絵画の特徴の成立
  3 中国古代絵画の発生
  4 殷・周・春秋の絵画
  5 戦国期の絵画
  6 屈賦と絵画
  7 秦代と絵画
  8 漢代の絵画と漢賦
  9 漢の賦と絵画の共通する特徴
第五章 「漢賦」と書法
  1 書法とは何か
  2 漢代における書法の発展
  3 賦と書法
第六章 「漢賦」と吟詠
  1 吟唱の発生
  2 「吟」はどこから来たか
  3 彝器銘文と韻
  4 『石鼓文』と吟
  5 日本の「吟」と「歌」
  6 「吟」と「詠」
  7 賦と吟
  8 漢賦とその律文性
  9 司馬相如の賦とその技巧
第七章 漢賦と漢字
  1 文字の初め
  2 「冊」字について
  3 「典」字について
  4 初期の漢字の性格
  5 中国古代辞書簡史
  6 司馬相如の作品と古字書の関係
  7 『子虚賦』『上林賦』の用字調査
  8 司馬相如と『説文解字』
  9 漢代作賦者達と「字典」の関係
第八章 漢賦に記された物名とその漢字及び字典
  1 中国古文献に記された字書
  2 漢代の教養文化教育
  3 『史籀篇』『蒼頡』『爰歴』『博學』
  4 『玉函山房佚輯書』の中の『史籀篇』
  5 『玉函山房佚輯書』の中の『蒼頡篇』
  6 漢賦と『史籀篇』の文字
  7 漢賦と『蒼頡篇』の文字
  8 漢賦における特徴ある漢字の数と字典
第九章 「賦」に内包されている衰退への要因
  1 漢という時代
  2 漢賦の特徴
  3 賦の持つ問題点
  4 賦の文学史的役割について
付論 「樂府詩論」
  序-韻と五七調・七五調
  1 樂府詩以前・『詩經』の詩の韻
  2 樂府の設置
  3 樂府詩の特徴
  4 樂府を取り巻く西方的文化
  5 樂府の廃止
  6 樂府詩における樂府題の意味
  7 樂府廃止の真相