井野瀬 久美惠/編著 -- イノセ,クミエ -- 晃洋書房 -- 2011.2 -- 240

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 240/イ011 0114667678 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル アフリカと帝国
書名カナ アフリカ ト テイコク
副書名 コロニアリズム研究の新思考にむけて
著者 井野瀬 久美惠 /編著, 北川 勝彦 /編著  
著者カナ イノセ,クミエ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2011.2
ページ数 6,295,27p
大きさ 22cm
一般件名 アフリカ-歴史 , 植民地-歴史 , イギリス-対外関係-アフリカ
内容紹介 19世紀末から20世紀初頭に焦点をあて、アフリカを舞台とする植民地「分割」と「支配」の構造、その担い手、さらにはそれらがイギリス本国にもたらした反動といった側面に注目して、植民地主義を解剖する。
NDC分類(9版) 240
ISBN 4-7710-2172-3
ISBN13桁 978-4-7710-2172-3
定価 ¥3800

目次

序章 コロニアリズム研究の新思考にむけて
  第一節 現在意識と歴史意識
  第二節 アフリカ史研究の史料と手法
  第三節 本書の構成
第Ⅰ部 「分割」と「支配」の後遺症
第1章 アフリカ史におけるコロニアリズム研究の再中心化
  はじめに
  第一節 コロニアリズム研究の再中心化
  第二節 植民地時代の意味づけ
  第三節 植民地支配の政治経済学
  おわりに
第2章 ジンバブウェ史研究の黄金期とその衰退
  第一節 ジンバブウェ史研究の黄金期
  第二節 ジンバブウェ大学の歴史研究
  第三節 ジンバブウェにおける解放戦争と社会史の研究
  第四節 ジンバブウェの歴史研究の衰退
第3章 帝国の遺産
  はじめに
  第一節 脱植民地化
  第二節 植民地の過去の「過ち」
  第三節 同時代の帝国表象
  おわりに
第4章 「他者」への想像力
  はじめに
  第一節 「帝国」の遺産相続人として
  第二節 帝国-植民地意識の系譜
  第三節 転換点としての一九九五年の風景
  おわりに
第Ⅱ部 植民地「分割」の解剖
第5章 英領ガンビアの対仏割譲交渉とその社会経済史的背景
  はじめに
  第一節 ヨーロッパ諸国とガンビア
  第二節 英領ガンビアの譲渡をめぐる英仏交渉と植民地化への途
  第三節 近代帝国主義とセネガンビア地域のアイデンティティ
第6章 トーゴをめぐる植民地境界画定と政治的アイデンティティ形成
  はじめに
  第一節 植民地境界画定とトーゴの形成
  第二節 境界とトーゴ人アイデンティティ
  第三節 現代トーゴにおける境界の政治化
  おわりに
第7章 境界線確定とイギリス帝国内の確執
  はじめに
  第一節 レソト境界線画定の経緯
  第二節 イギリス政府・植民地間の確執
  第三節 ウォードハウスのレソト関与と自負心
  おわりに
第Ⅲ部 植民地「支配」の構造とエージェント
第8章 藪の中
  はじめに
  第一節 史的背景
  第二節 小屋税戦争の展開
  第三節 語られる小屋税戦争
  おわりに
第9章 帝国による「保護」をめぐる現地エリートの両義性
  はじめに
  第一節 帝国による「保護」の成立
  第二節 「保護」から支配へ
  おわりに
第10章 二〇世紀初頭タンガニーカのトリロジー
  はじめに
  第一節 イギリス領タンガニーカの誕生
  第二節 スコットランドの伝道会と植民地タンガニーカ
  第三節 「恵み深き」帝国へのキンガ人の眼差し
  おわりに
第11章 二〇世紀初頭西南アフリカにおける二つの植民地主義
  はじめに
  第一節 世界大戦と「ブルーブック」
  第二節 『報告』の描く西南アフリカ植民地像
  第三節 二つの植民地主義のはざまの西南アフリカ「原住民」
  おわりに
第12章 南部アフリカにおける支配の重層構造
  はじめに
  第一節 「アフリカ分割」の現場
  第二節 モザンビークにおける「実効的支配」の実態
  第三節 ポルトガル・南アフリカ政府間協定にみる地域秩序の再編
  おわりに