廣瀬 浩司/著 -- ヒロセ,コウジ -- 青土社 -- 2011.3 -- 135.57

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 135.5/ヒ011 0114662554 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 後期フーコー
書名カナ コウキ フーコー
副書名 権力から主体へ
著者 廣瀬 浩司 /著  
著者カナ ヒロセ,コウジ
出版地 東京
出版者 青土社
出版者カナ セイドシャ
出版年 2011.3
ページ数 341,4p
大きさ 20cm
内容紹介 「監獄の誕生」以降、権力分析から主体の問題系へと向かっていったフーコー。いまだ議論をよぶ晩年の「転回」を、コレージュ・ド・フランス講義の記録を手がかりに徹底検証し、隠された思考の水脈を探りだす試み。
NDC分類(9版) 135.57
ISBN 4-7917-6592-8
ISBN13桁 978-4-7917-6592-8
定価 ¥2400

目次

序章 権力システムのゼロ地点
  1 「パノプティコン」モデルを越えて
  2 限界経験とその規律化
第Ⅰ部 『精神医学の権力』講義の射程
第1章 精神病院のトートロジー
  1 「反精神医学の闘士」
  2 規律の戦術
  3 「現実」の強化
  4 患者のパレーシアの諸特徴と制度の現実
  5 イディオティスムと精神病院のトートロジー
第2章 狂気の真理
  1 真理の問題と認識の系譜学
  2 反精神医学の闘士のシミュラークル
  3 安全装置としての現実の二重化
  4 ヒステリー患者の生
  5 反精神医学の系譜学
  6 ガタリにおける「制度分析」の可能性
  7 『精神医学の権力』講義の二つの可能性
第Ⅱ部 『主体の解釈学』講義の射程
第3章 自己主体化の技法
  1 主体論への転回
  2 自己への配慮
  3 認識と実践の交差配列とアクチュアリティの思想
  4 自己主体化としてのマテーシス
  5 自己主体化としてのアスケーシス
第4章 哲学のビオス
  1 生の技法と作品としての生
  2 経験と訓練としてのビオス
  3 「厚みのない裂け目」における生の反復としての死の訓練
  4 出来事の哲学から行為の可能性の哲学へ
  5 デリダ-「死の瞬間」とその「絆なき絆」
  6 『主体の解釈学』講義の政治的ねらい
第Ⅲ部 パレーシア講義の射程
第5章 真理の語りと政治
  1 パレーシアと三つの軸
  2 逆転された行為遂行的発言としてのパレーシア
  3 「経験」としての政治
  4 「エートス的差異化」と「現実」
  5 キュニコス派とその「戦闘的な生」
  6 経験の諸位相
第6章 私たち自身の存在論
  1 カント「啓蒙とは何か」読解の背景
  2 アクチュアリティへの問いとパレーシア
  3 私たち自身の存在論へ
  4 普遍的知識人と特殊的知識人