岸田 裕之/著 -- キシダ,ヒロシ -- 吉川弘文館 -- 2011.3 -- 210.47

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 210.4/キ011 0114662612 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 大名領国の政治と意識
書名カナ ダイミョウ リョウゴク ノ セイジ ト イシキ
著者 岸田 裕之 /著  
著者カナ キシダ,ヒロシ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2011.3
ページ数 9,439p
大きさ 22cm
一般件名 戦国大名 , 毛利氏
内容紹介 戦国大名「国家」の実態と特色は何か? 毛利氏「国家」の形成過程をたどるとともにその変容を直視し、当事者の意識や思想、文化性、政治の実態の解析を通し、西国大名の特性、戦争と主従間の意識などを解明する。
NDC分類(9版) 210.47
ISBN 4-642-02897-4
ISBN13桁 978-4-642-02897-4
定価 ¥13000

目次

序章 課題と方法
  一 京都の「天下」と戦国大名「国家」
  二 毛利氏「国家」の構造と展開
第一編 西国大名と室町幕府
第一章 室町幕府・守護と荘園
  はじめに
  一 幕府の政策と荘園
  二 人・資源の動員と荘民の意識
  おわりに
第二章 統合へ向かう西国地域
  一 大内氏領国と海の道
  二 地域国家観と支配
  三 大名の領国支配と国人領主連合
  四 村と河と海の戦国時代史
  五 中世的秩序から近世的統治へ
第二編 毛利氏「国家」の成立と意識
第一章 陶隆房の挙兵と毛利元就
  はじめに
  一 桂元昭氏所蔵の大友氏年寄連署書状
  二 事件の経過と毛利氏の役割
  三 大友氏年寄連署書状の意義
  おわりに
第二章 厳島神社の祭祀と毛利元就
  はじめに
  一 棚守房顕手日記の翻刻と内容
  二 藤原姓神主家の滅亡と棚守房顕
  おわりに
第三章 大内義隆代における武家故実書と毛利氏「国家」成立史
  はじめに
  一 毛利博物館所蔵の武家故実書と隆元
  二 隆元の「山口かゝり」と父元就・執権志道広良
  三 家中の緩みと服務規律の必要性
  四 「約束之書違」がもつ毛利氏の歴史
  おわりに
第四章 毛利元就と「張良か一巻之書」
  はじめに
  一 「均馬仙翁千午将軍張良師伝一巻書」の翻刻と解説
  二 「張良か一巻之書」の意義
  おわりに
第五章 毛利氏が用いた文書様式と主従関係
  はじめに
  一 湯浅氏の愁訴と給地宛行約束
  二 毛利氏の捻文と主従関係
  三 毛利氏家中における捻文の用例
  おわりに
第六章 永禄三年の口羽通良書写『太平記巻第廿六』
  はじめに
  一 口羽通良と太平記
  二 出羽元実と太平記
  おわりに
  補論 毛利隆元と『太平記』
第三編 領国の統治と戦争
第一章 大内氏滅亡後の防長旧臣層と毛利氏
  はじめに
  一 吉田興種の横死とその背景
  二 牢人米と諸牢人の動向
  おわりに
第二章 浦上政宗支配下の備前国衆と鳥取荘の遠藤氏
  はじめに
  一 遠藤家の系譜
  二 浦上政宗文書の翻刻紹介
  三 備前国衆の動向と鳥取荘
  おわりに
第三章 戦国最末期の備作境目地域における戦争と郷村秩序
  はじめに
  一 備中国宮内村の半納と郷村衆中
  二 岡元良の郷村調略
  三 清水宗治の地位と権限
  四 原文書から考える主従間の意識
  おわりに
  補論 判紙の中世史
第四編 毛利氏と豊臣政権
第一章 毛利氏の惣国検地と足利尊氏公役免除の判物
  はじめに
  一 吉見正頼書状の翻刻紹介
  二 惣国検地と段銭
  おわりに
第二章 備後国相方城と毛利氏
  はじめに
  一 品治郡における中間衆の給分
  二 備中国山陽道沿いの一門・国衆領
  おわりに
第三章 『八箇国御時代分限帳』にみる毛利氏の朝鮮への動員体制
  はじめに
  一 長門国各郡の給人と給分高
  二 警固衆の給地分布
  三 警固衆と給地支配
  おわりに
終章 ことばと歴史観
  はじめに
  一 「征伐」ということば
  二 中央中心史観と地域の視座
  三 共感と共生
  おわりに