黒沢 惟昭/著 -- クロサワ,ノブアキ -- 社会評論社 -- 2011.2 -- 379

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A2層 379/ク011 0114679541 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 生涯学習論の磁場
書名カナ ショウガイ ガクシュウロン ノ ジバ
副書名 現代市民社会と教育学の構想
著者 黒沢 惟昭 /著  
著者カナ クロサワ,ノブアキ
出版地 東京
出版者 社会評論社
出版者カナ シャカイ ヒョウロンシャ
出版年 2011.2
ページ数 244p
大きさ 19cm
一般件名 生涯学習 , 市民社会
内容紹介 「疎外」「ヘゲモニー」「市民社会」をキー・ワードに、従来の教育学を超えて、生涯学習(市民的ヘゲモニー)の磁場から新しい教育学の構想を編み上げる。マルクス、グラムシの思想の教育学への架橋・接合を試みる一冊。
NDC分類(9版) 379
ISBN 4-7845-1706-0
ISBN13桁 978-4-7845-1706-0
定価 ¥2400

目次

序章 現代市民社会と教育学
  はじめに
  一 初期マルクスの疎外論、その回復の思想
  二 マルクスにおける疎外克服、その問題点
  三 疎外の回復、グラムシのヘゲモニー
  四 市民社会とヘゲモニーの問題
  五 国家の教育政策、対抗ヘゲモニーの形成
  おわりに
  エピローグ-戦後教育の断層
第一章 疎外論とフォイエルバッハ
  一 疎外論へのアプローチ
  二 木畑壽信氏の批判に答えて
  三 フォイエルバッハをめぐって
第二章 疎外論の再審
  はじめに
  一 疎外の思想
  二 疎外論と物象化論
  三 疎外論の展開
  四 疎外論における初期・後期マルクスの統合-「受苦的」「情熱的」人間の再審を視軸にして-
  おわりに
第三章 社会主義の崩壊、その再生への道
  はじめに
  <Ⅰ>マルクスの「プロレタリアート」観-社会主義崩壊の要因
  一 社会主義の崩壊
  二 「具体的普遍」の内実と展開
  三 法律上の「先取り」
  四 唯物史観と歴史目的論
  <Ⅱ>グラムシ知識人論・再考-新しい社会形成への道
  一 グラムシの人間観
  二 知識人論
第四章 現代日本における市民的ヘゲモニーの生成
  一 資本主義の変貌と現代市民社会
  二 現代日本の主体形成
  三 市民社会の主体形成とNPO
  四 自治体と生涯学習プラン-東京都小金井市「生涯学習の推進について」-
  小論の総括にかえて
第五章 大学の個性化と総合化
  一 大学の市場化の背景と現状-マス化と卓越性の関連
  二 大学コンソーシアムの構想と現実-山梨県の実情を踏まえて
  三 教育における新自由主義-はじまりとしての臨教審
  四 長野大学の再生を求めて-有機的な知のゲマインデのために