相馬 明文/著 -- ソウマ,アキフミ -- 和泉書院 -- 2010.11 -- 910.268

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 910.2/タ010 0114624034 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 太宰治の表現空間
書名カナ ダザイ オサム ノ ヒョウゲン クウカン
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者 相馬 明文 /著  
著者カナ ソウマ,アキフミ
出版地 大阪
出版者 和泉書院
出版者カナ イズミ ショイン
出版年 2010.11
ページ数 3,298p
大きさ 22cm
シリーズ名 近代文学研究叢刊
シリーズ名カナ キンダイ ブンガク ケンキュウ ソウカン
叢書巻次 47
内容紹介 太宰文学の魅力は、その表現と文体にある。小説の表現を中心に取りあげ「彼自身」のものたらしめている表現特性、文体的特徴の具体的分析を通して、太宰文学が表現する空間の解明を試みる。
NDC分類(9版) 910.268
ISBN 4-7576-0571-8
ISBN13桁 978-4-7576-0571-8
定価 ¥4000

目次

序に代えて
第一部 太宰文学の表現空間
第一章 自閉する発話空間
第二章 「月のない夜」をめぐって
  第一節 非日常としての「月」の表現
  第二節 「月のない夜」の二重構造
第三章 「死」の表現意識
  第一節 「狂言の神」の「死人のやうに」にみるアイデンティティー
  第二節 危うい比喩「死んだやうに」
第四章 「夕闇」にゆらめく自意識
第五章 初期から前期の表現
  第一節 「無間奈落」と「地主一代」
  第二節 小説表現「太宰」について
  第三節 「再生」する「学生群」
第六章 饒舌の表現作用
第二部 芥川文学受容から太宰治へ
第一章 「右大臣実朝」論
  第一節 あいまいな表現による迫真性
  第二節 その<語り手>はどこから来たのか
第二章 「竹青」における「杜子春」との同調
第三章 「庭」論
  第一節 仮説の芥川受容
  第二節 チェーホフ受容を媒介として
  第三節 「津軽通信」覚え
第三部 太宰治へのアプローチ
第一章 二十一世紀旗手の文学
第二章 それぞれの故郷
第三章 作品鑑賞のために
  第一節 「右大臣実朝」
  第二節 「津軽」
  第三節 「津軽」の文学碑巡礼
第四章 書評
  第一節 戦争中も揺るがぬ文学精神
  第二節 読み直される中期