久芳 崇/著 -- クバ,タカシ -- 吉川弘文館 -- 2010.12 -- 220

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 220.0/ク010 0114621998 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 東アジアの兵器革命
書名カナ ヒガシアジア ノ ヘイキ カクメイ
副書名 十六世紀中国に渡った日本の鉄砲
著者 久芳 崇 /著  
著者カナ クバ,タカシ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2010.12
ページ数 5,209,7p
大きさ 22cm
一般件名 アジア(東部)-歴史 , 戦術-歴史 , 銃砲 , 文禄・慶長の役(1592〜1593,1597〜1598)
内容紹介 16世紀末、日本の火縄銃と輪番射撃戦術は中国・朝鮮に衝撃を与えた。日本式鉄砲が広がっていく経過、日本兵捕虜の処遇、軍事力を背景にした明の新秩序確立過程等を解明。兵器革命の実態から「軍拡」の時代を描く。
NDC分類(9版) 220
ISBN 4-642-08149-8
ISBN13桁 978-4-642-08149-8
定価 ¥3800

目次

序論 語られなかった鉄砲伝来
  1 本書の目的
  2 東アジア火器史研究の現状と課題
  3 本書の構成
Ⅰ 中国に渡った日本式鉄砲と日本兵
一 十六世紀末、日本式鉄砲の明朝への伝播
  はじめに
  1 朝鮮の役における日本軍と明軍の火器使用状況
  2 楊応龍の乱における明軍の火器使用と「日本降夷」
  小結
二 朝鮮の役における日本兵捕虜
  はじめに
  1 明軍による日本兵捕虜の収容と連行
  2 北京における明軍の凱旋式と捕虜の献納
  3 明軍に収容された日本兵捕虜とその活用
  小結
三 明朝皇帝に献納された日本兵捕虜
  はじめに
  1 日本兵捕虜の来歴
  2 献納された日本兵と朝鮮の役
  小結
Ⅱ 明末における兵器革命
一 十七世紀初、西南中国における火器の伝播と普及
  はじめに
  1 陳寅の履歴
  2 西南中国における火器の普及について
  小結
二 明末における武官統制と火器技術受容
  はじめに
  1 劉【テイ】の事蹟
  2 劉【テイ】による家丁の編入と火器技術の受容
  3 サルフの戦いにおける劉【テイ】の敗北と明朝の武官統制
  小結
三 明末における新式火器の導入と京営
  はじめに
  1 明朝による火器の製造と管理
  2 【ルー】蜜銃の導入と京営
  3 明朝による新式火器の導入
  4 新式火器の導入と京営の統制
  小結
結語 兵器革命の時代から軍縮の時代へ