ウマ・ナーラーヤン/著 -- ナーラーヤン,ウマ -- 法政大学出版局 -- 2010.12 -- 367.225

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 367.2/ナ010 0114621485 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 文化を転位させる
書名カナ ブンカ オ テンイ サセル
副書名 アイデンティティ・伝統・第三世界フェミニズム
シリーズ名 サピエンティア
著者 ウマ・ナーラーヤン /著, 塩原 良和 /監訳, 川端 浩平 /訳, 冨澤 かな /訳, 濱野 健 /訳, 山内 由理子 /訳  
著者カナ ナーラーヤン,ウマ
出版地 東京
出版者 法政大学出版局
出版者カナ ホウセイ ダイガク シュッパンキョク
出版年 2010.12
ページ数 16,335p
大きさ 20cm
シリーズ名 サピエンティア
シリーズ名カナ サピエンティア
叢書巻次 14
一般件名 女性問題-インド
内容紹介 西洋の女性が殴られると家庭内暴力といわれるのに、第三世界の女性が殴られるとなぜ文化のせいにされるのか。「文化」にかかわる数多くのフェミニスト的な関心や問いを深く考察した論考を収録。
NDC分類(9版) 367.225
ISBN 4-588-60314-3
ISBN13桁 978-4-588-60314-3
定価 ¥3900

目次

第1章 文化に異議を申し立てる
  はじめに
  母語で発話し、そして沈黙すること
  歴史の重み-植民地主義、ナショナリズム、フェミニズム、「西洋化」
  選択的ラベリングと「連続性」の神話
  おわりに
第2章 「第三世界の伝統」に歴史性と政治性を取り戻すために
  はじめに
  宣教師の立ち位置の限界性-メアリー・デイリーの「インドのサティー」論における「コロニアリスト・スタンス」
  「伝統」としてのサティー-植民地における伝統形成のポリティクス
  今日のサティーをめぐるポリティクス
  おわりに
第3章 クロス・カルチュラルなつながり、越境、そして「文化による死」
  はじめに
  フェミニズム運動、国内の文脈、フェミニストの取り組みが「できるまで」
  クロス・カルチュラルな理解の試みが「ない」結果
  境界を越えること、文脈の欠如、「文化による死」の構築
  ダウリー殺人と、「文化的」説明の限界と制約
  「文化」の違いと「説明としての文化」における違い
第4章 鏡の向こうの暗闇
  はじめに
  第三世界フェミニストと西洋の憂慮-「人類学的視点」との対決
  「豊かな文化」による接近と「使者」の立ち位置
  今は見えるがもう見えない-鏡・傲慢な西洋・消えた第三世界
  「真の当事者」と本物らしさがはらむ危険性
  「人類学的視点」を越えて-戦略的な「占有」と「アイデンティティ」の過剰
第5章 文化を食べる
  はじめに
  カレーを食べる、インドを食べる
  インド人を取り込み、英国を食わせる
  エスニックを食べる、ポストコロニアルなリアリティを考える