岡 美穂子/著 -- オカ,ミホコ -- 東京大学出版会 -- 2010.11 -- 236.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 236.9/オ010 0114924129 一般図書   在架

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県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 商人と宣教師 南蛮貿易の世界
書名カナ ショウニン ト センキョウシ ナンバン ボウエキ ノ セカイ
著者 岡 美穂子 /著  
著者カナ オカ,ミホコ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2010.11
ページ数 8,382,9p
大きさ 22cm
一般件名 ポルトガル-対外関係-アジア-歴史 , ポルトガル-貿易-アジア-歴史 , キリスト教-伝道
内容紹介 16世紀後半〜17世紀前半のポルトガル人の東アジア海域における活動を東アジア海域世界に参入した一勢力として観察し、彼らがこの海域でどんな影響を受けて変容し、彼らの存在によりこの海域にどんな変化が生じたかを探る。
NDC分類(9版) 236.9
ISBN 4-13-026224-8
ISBN13桁 978-4-13-026224-8
定価 ¥8600

目次

序章 世界史における南蛮貿易の位置
  はじめに
  第一節 問題提起-「南蛮人」の帰属意識
  第二節 本書の構成と諸課題
  おわりに
第Ⅰ部 一六世紀の東アジア海域とポルトガル人
第一章 南蛮貿易前史
  はじめに
  第一節 ポルトガル人進出前後のマラッカ以東の交易情勢
  第二節 双嶼のポルトガル人
  第三節 ザビエルの中国使節計画と広州虜囚問題
  おわりに
第二章 南蛮貿易の起源
  はじめに
  第一節 メンデス・ピントの生涯
  第二節 ポルトガル人貿易の転換点と海商ドゥアルテ・ダ・ガマ
  第三節 メンデス・ピントの『遍歴記』にみる東アジア海域の様相
  第四節 浪白澳港の状況
  おわりに
第三章 南蛮貿易の構造と輸出入品
  はじめに
  第一節 文書の概要
  第二節 商品について
  第三節 関税と運賃について
  おわりに
第Ⅱ部 南蛮貿易の資本
第四章 南蛮貿易と長崎商人
  はじめに
  第一節 「投銀」をめぐる諸問題
  第二節 ポルトガル語証文類にみる末次平蔵の役割
  第三節 末次平蔵の南蛮貿易への参加
  おわりに
第五章 マカオ社会と南蛮貿易
  はじめに
  第一節 一六二〇年代から三〇年代のマカオ社会の特徴
  第二節 一六三〇年代の負債銀をめぐる状況
  第三節 『マカオ市議会文書』にみる負債の種類
  第四節 個人契約と破産の連鎖
  第五節 海上貸付契約と銀の世界市場
  おわりに
第Ⅲ部 商人と宣教師
第六章 マカオの宗教権力
  はじめに
  第一節 司教カルネイロと一六世紀のマカオ社会
  第二節 聖パウロ学院の金庫
  第三節 聖パウロ要塞
  第四節 学院の経済基盤
  第五節 マカオ社会における学院の役割
  おわりに
第七章 禁教後のイエズス会貿易
  はじめに
  第一節 「日本プロクラドール覚書」概要
  第二節 「覚書」の分析
  第三節 日本銀とプロクラドール
  おわりに
第八章 寛永時代の長崎
  はじめに
  第一節 事件の概要
  第二節 長崎奉行竹中重義とポルトガル人
  第三節 「かれうた御仕置之奉書」再検討
  第四節 サントス事件に対するマカオ政庁の反応
  おわりに
終章 聖と俗が交錯する南蛮貿易の終点
  はじめに
  第一節 断交に至るまでのマカオ使節団
  第二節 寛永一七年マカオ商人使節の「殉教」
  おわりに-南蛮貿易は本当に一六三九年に消滅したのか