片岡 千賀之/著 -- カタオカ,チカシ -- 九州大学出版会 -- 2010.10 -- 662.19

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A6層 662.1/カ010 0114640956 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近代における地域漁業の形成と展開
書名カナ キンダイ ニ オケル チイキ ギョギョウ ノ ケイセイ ト テンカイ
著者 片岡 千賀之 /著  
著者カナ カタオカ,チカシ
出版地 福岡
出版者 九州大学出版会
出版者カナ キュウシュウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2010.10
ページ数 5,298p
大きさ 22cm
一般件名 漁業-九州地方
内容紹介 九州各地の漁業の発展過程を、発展の著しい沖合・遠洋漁業、定置網、鮮魚流通の拠点である産地市場、牽引役を果たした漁業界のリーダーに焦点をあてて考察する。
NDC分類(9版) 662.19
ISBN 4-7985-0028-7
ISBN13桁 978-4-7985-0028-7
定価 ¥7000

目次

序章 本書の目的・方法と構成
第1章 古賀辰四郎の八重山水産開発
  第1節 沖縄への進出と採貝業
  第2節 尖閣列島の探検と八重山漁業の形成
  第3節 尖閣列島の開発
  第4節 古賀の事業の衰退
  第5節 結語
第2章 那覇の漁業発展と鮮魚販売
  第1節 那覇の漁業の特質と地理
  第2節 明治中期〜大正中期の漁業制度と漁業
  第3節 那覇の鮮魚販売と糸満漁業
  第4節 昭和初期以降の企業的漁業の発展
  第5節 那覇の鮮魚市場と垣花漁家の就業形態
  第6節 戦時体制下の水産業
第3章 沖縄県のカツオ漁業の発展と水産団体
  第1節 沖縄県のカツオ漁業と照屋林顕
  第2節 動力船カツオ漁業の導入
  第3節 沖縄県水産組合の発展
  第4節 沖縄県水産会への改編
  第5節 沖縄県漁業組合連合会の設立と活動
  第6節 昭和戦前期の県水産会とカツオ節流通
  第7節 要約
第4章 奄美大島におけるカツオ漁業の展開過程
  第1節 奄美の社会とカツオ漁業
  第2節 カツオ漁業の勃興とその特徴
  第3節 漁船動力化の過程
  第4節 奄美カツオ漁業の爛熟
  第5節 昭和恐慌以後のカツオ漁業の衰退
第5章 宮崎県におけるカツオ・マグロ漁業の発展
  第1節 統計による概観
  第2節 無動力船による「沖合化」とマグロ漁業の勃興
  第3節 漁船の動力化と企業的経営群の形成
  第4節 第二次漁船動力化と二極分化
  第5節 漁業賃金の変遷
第6章 宮崎県におけるイワシ漁業の展開
  第1節 イワシ漁業の概要
  第2節 イワシ漁法の変遷
  第3節 イワシ漁業の経営
第7章 宮崎県を中心としたブリ定置網漁業の発達と漁場利用
  第1節 ブリ定置網漁業とその発展段階
  第2節 宮崎県におけるブリ定置網漁業の展開
  第3節 ブリ定置網における漁場利用の変遷
  第4節 宮崎県におけるブリ定置網と漁場利用
第8章 長崎県・野母崎のカツオ漁業とイワシ漁業の変遷
  第1節 明治前期
  第2節 明治後期
  第3節 大正期
  第4節 昭和戦前期
第9章 長崎市における漁業の発達と魚市場
  第1節 本章の課題
  第2節 明治期の漁業と鮮魚流通
  第3節 汽船トロール漁業の勃興と魚市場の移転
  第4節 以西底曳網漁業の発達と大型産地市場の確立
  第5節 昭和戦前期における動力船漁業の広がり
  第6節 戦時統制下の漁業と魚市場