桜美林大学産業研究所/編 -- オウビリン ダイガク サンギョウ ケンキュウジョ -- 八朔社 -- 2010.10 -- 517.7

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 517.7/オ010 0114597594 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 八ツ場ダムと地域社会
書名カナ ヤンバ ダム ト チイキ シャカイ
副書名 大規模公共事業による地域社会の疲弊
著者 桜美林大学産業研究所 /編  
著者カナ オウビリン ダイガク サンギョウ ケンキュウジョ
出版地 東京
出版者 八朔社
出版者カナ ハッサクシャ
出版年 2010.10
ページ数 8,254p
大きさ 22cm
一般件名 ダム , 吾妻川 , 地域社会
内容紹介 八ツ場ダム建設が地域社会にもたらした影響を、学際的かつ国際比較を交えながら分析。ダム建設が受益圏・受苦圏双方において複雑な対立関係をもたらし、地域社会を崩壊させた「悲劇のダム」であることを明らかにする。
NDC分類(9版) 517.7
ISBN 4-86014-050-2
ISBN13桁 978-4-86014-050-2
定価 ¥2800

目次

序章 八ツ場ダム問題とは何か
  Ⅰ 八ツ場ダム建設問題の概要
  Ⅱ 本書の課題と構成
第1章 八ツ場ダムと地域構造
  問題の所在
  Ⅰ 人口及び世帯数の動向
  Ⅱ 産業構造の変化
  Ⅲ 農業と農業集落
  ダム建設による地域経済の衰退
第2章 八ツ場ダム建設事業と長野原町財政の膨張
  問題の所在
  Ⅰ 長野原町の財政膨張
  Ⅱ 長野原町の財政構造
  Ⅲ 長野原町のダム事業
  長野原町財政の特殊性
第3章 八ツ場ダム建設と地域の疲弊
  問題の所在
  Ⅰ ダム建設による地域疲弊の現状とメカニズム
  Ⅱ ダム建設に伴う地域再建の困難さ
  Ⅲ ダム建設と生活再建
  Ⅳ 地域住民の政治・行政への不信と依存というアンビバレントな関係性
  八ツ場ダム建設と地域社会の疲弊
第4章 八ツ場ダム建設と長野原町における住民運動の展開
  問題の所在
  Ⅰ 長野原町における八ツ場ダム建設反対運動の展開
  Ⅱ 「八ツ場ダム建設事業に係る基本協定」の締結と「補償基準」の調印
  Ⅲ 八ツ場ダム建設中止方針の提示と地域住民の動向
  八ツ場ダム問題の今後
第5章 八ツ場ダムをめぐる住民運動と市民運動
  問題の所在
  Ⅰ 受益圏・受苦圏の理論
  Ⅱ 八ツ場ダム建設をめぐる社会過程
  Ⅲ 住民運動と市民運動
  Ⅳ 「受益」の構造
  Ⅴ 漂流する巨大公共事業
第6章 ポスト開発主義の時代における河川マネジメント
  問題の所在
  Ⅰ ポスト開発主義の戦略的目標としてのアメニティ再生
  Ⅱ 河川マネジメントの手法と改革の方向性
  Ⅲ 利根川と八ツ場ダムの直面する課題
第7章 アメリカ西部における水資源開発の歴史的推移
  問題の所在
  Ⅰ ニューディール以前の開墾事業
  Ⅱ ニューディール政策と開墾局事業の変容
  Ⅲ 第2次大戦後のダム建設ブームと環境保護運動
  Ⅳ 水資源開発をめぐる利権政治と事業目的の変容
  Ⅴ カーター政権によるポーク・バレル改革
  開墾局によるダム建設の終焉