上川 龍之進/著 -- カミカワ,リュウノシン -- 東洋経済新報社 -- 2010.9 -- 332.107

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 332.1/カ010 0114590433 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 小泉改革の政治学
書名カナ コイズミ カイカク ノ セイジガク
副書名 小泉純一郎は本当に「強い首相」だったのか
著者 上川 龍之進 /著  
著者カナ カミカワ,リュウノシン
出版地 東京
出版者 東洋経済新報社
出版者カナ トウヨウ ケイザイ シンポウシャ
出版年 2010.9
ページ数 19,353p
大きさ 22cm
一般件名 経済政策-日本
内容紹介 一般に、小泉政権では「首相支配」が貫徹された、という単純化した見方が通説になっている。不良債権処理、予算編成など、小泉政権の政策過程を分析し、「強い首相」論をより深く検証する。
NDC分類(9版) 332.107
ISBN 4-492-21189-2
ISBN13桁 978-4-492-21189-2
定価 ¥4500

目次

第1章 小泉改革は揺らぐことなく進んだのか
  1 政策内容の変化-需要面重視から供給面重視へ
  2 政策決定方式の変化-族議員・官僚主導から官邸主導へ
  3 官邸主導の限界
  4 分析枠組み
第2章 不良債権問題はいかにして解決されたのか
  1 柳沢金融行政-2001年4月〜02年9月
  2 竹中金融行政-2002年9月〜04年9月
第3章 不良債権問題はいかにして解決されたのか
  1 柳沢金融担当大臣
  2 竹中金融担当大臣
  3 森昭治金融庁長官
  4 金融庁監督局のキャリア官僚
  5 金融庁検査局のノンキャリア官僚
  6 むすび
第4章 官邸主導の予算編成はどこまで実現したのか
  1 国債新規発行30兆円枠の堅持-2001年の予算編成過程
  2 国債新規発行30兆円枠の放棄-2002年の予算編成過程
  3 財政緊縮路線の堅持-2003年,04年,05年の予算編成過程
  4 分析
第5章 経済財政諮問会議はなぜ税制改革に失敗したのか
  1 証券税制改正と「大衆増税」の頓挫-2001年の政策決定過程
  2 法人税減税・改革還元型減税をめぐる攻防-2002年の政策決定過程
  3 公明党の影響力拡大-2003年,04年の政策決定過程
  4 分析
第6章 2005年総選挙は政策過程をどのように変えたのか
  1 「小泉支配」の確立-「鶴の一声」の政策決定
  2 歳出・歳入一体改革の政策過程
  3 むすび
第7章 日本銀行はなぜ金融政策を転換したのか
  1 小泉政権発足後における速水総裁の金融政策-2001年4月〜03年3月
  2 日本銀行総裁人事
  3 福井総裁の積極的な金融緩和政策-2003年3月〜05年9月
  4 財務省の為替政策
  5 福井総裁による「金融正常化」-2005年10月〜06年7月
  6 分析
終章 小泉改革の成果と限界
  1 「強い首相」論再考
  2 構造改革と景気回復
  3 多元主義システムにおける政策決定