伊藤 勝敏/写真・文 -- イトウ,カツトシ -- 保育社 -- 2010.7 -- 481.74

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
奄美児童 書庫1層児童 48/イ010 0221115637 児童図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
奄美児童 1 0 1

資料詳細

タイトル どっこい生きてる、ゴミの中
書名カナ ドッコイ イキテル ゴミ ノ ナカ
副書名 たくましい海の魚たち
著者 伊藤 勝敏 /写真・文  
著者カナ イトウ,カツトシ
出版地 吹田
出版者 保育社
出版者カナ ホイクシャ
出版年 2010.7
ページ数 190p
大きさ 19cm
一般件名 海洋動物 , 海洋廃棄物
児童内容紹介 土管をかくれ家にしているマダコ、タイヤを岩がわりにして繁殖(はんしょく)するウミトサカ、空きカンの上でひと休みするトラギス…。人間がすてたゴミの中でたくましく生きる魚たちを写真(しゃしん)で紹介(しょうかい)。かわりゆく海の環境(かんきょう)についても、やさしく説明(せつめい)します。
内容紹介 ベテラン海中カメラマンが撮り続けた海の真実とは。人間が捨てたゴミの中で、健気にたくましく生きる魚たちを写真で紹介。素顔の海の姿を知り、海と人との関わり合いについて考えるのに役立つ本。
NDC分類(9版) 481.74
ISBN 4-586-31304-4
ISBN13桁 978-4-586-31304-4
定価 ¥2200

目次

◎まえがき/中村幸昭(鳥羽水族館・名誉館長)
◎記憶に残ることば
[第1章]「どっこい生きてる、ゴミの中」
  ◎空きカン暮らしでも楽しいわが家
  ●マダコ/恋の季節も土管でね
  ●スナダコ/わが家はカップ酒のビンでいい気分
  ●ウミトサカ/樹木のように見えるが生きものなのだ
  ●ホシササノハベラ/おやおや靴ベラか
  ●ウツボ/ブロックのすき間がお気に入り
  ●イシダイ/コンクリートブロックは幼魚たちの遊び場
  ●トラギス/もしかして廃物マニア?
  ●ハナウミシダ/潮流まかせの自由生活者
■「関西国際空港島の海は、大阪湾に浮かぶ粗大ゴミなのか」
  メバル、マボヤ、カサゴ、マヒトデ、クロダイ、ケヤリムシ、ウマヅラハギ、ミズクラゲ
■《対談》「大きな海が、小さな人間に教えてくれること」
  ・伊藤勝敏(海中カメラマン)+
  ・藤本浩(NPO法人 海と自然の体験学習協会代表理事)
  ・海の環境悪化と人間の“海ばなれ”
  ・わが家は空きカン、空きビン、タイヤ、ホース、土管、靴…
  ・国境を越えて漂流するゴミの山
  ・自然が相手では、すぐに答えは出ない
  ・海の生きものは死ぬか生きるか「待った」なし
  ・海に来て子どもたちが変わるわけは?
  ・フイルム1枚に命を懸けて魚を追う
[第2章]変わりゆく海の環境
  ●オニヒトデの大発生
  ●シロレイシダマシがサンゴを襲う。小さい体で大繁殖
  ●白化現象。イソギンチャクも高水温が続くと白化する
  ●進むサンゴ礁の荒廃
  ●全国の沿岸で広がる磯焼け
  ●海底・海岸の廃棄物。ゴミの回収
  ●奇形魚
  ●サンゴの侵略戦争
  ●よみがえったサンゴ
■《語り》「海が私を育ててくれた」
  ◎伊藤勝敏
  ・はじめて見たヒトデに「これは私が撮らなければ」と悟った
  ・海を撮りたい、その気持ちがずっと心のなかでくすぶっていた
  ・沖縄のオニヒトデ撮影が教えてくれた
  みんなが知りたい海の姿を撮ればよい
  ・「テーマは、何?」繰り返される問いかけに見つけた答えは“共生”
  ・苦しくてもなぜ続けるのか。私には海中写真しかない
  ・シャッターチャンスは神だのみ。欲張りをして、タイミングを逃す
  ・私が行くといつも現れた、ポーズをとるイラとの思い出