高山 純/著 -- タカヤマ,ジュン -- 同成社 -- 2010.4 -- 210.25

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 210.2/タ010 0114528425 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 民族考古学と縄文の耳飾り
書名カナ ミンゾク コウコガク ト ジョウモン ノ ミミカザリ
シリーズ名 ものが語る歴史
著者 高山 純 /著  
著者カナ タカヤマ,ジュン
出版地 東京
出版者 同成社
出版者カナ ドウセイシャ
出版年 2010.4
ページ数 4,281p
大きさ 22cm
シリーズ名 ものが語る歴史
シリーズ名カナ モノ ガ カタル レキシ
叢書巻次 19
一般件名 縄文式文化 , 文化人類学
内容紹介 縄文時代の栓状の耳飾りは、それ以前に存在したものから派生した一変種で、南方や大陸からの流入ではないという持論を骨子に、広く民族学資料を渉猟し、縄文人の生態の一側面を描き出す。
NDC分類(9版) 210.25
ISBN 4-88621-503-1
ISBN13桁 978-4-88621-503-1
定価 ¥5800

目次

序章 耳栓と【ケツ】状耳飾り
第1章 縄文時代の耳飾りの起源
  第1節 中村貞史氏の論
  第2節 藤田富士夫氏の論(1)
  第3節 1970年代の諸研究
  第4節 藤田富士夫氏の論(2)
  第5節 1980年代の諸研究
  第6節 1990年代以降の諸研究
  第7節 貝類と耳栓
  第8節 耳栓と【ケツ】状耳飾りは別系統か
  第9節 土製【ケツ】状耳飾りの文様のモティーフ
第2章 先史時代の周辺地域の耳飾り
  第1節 擦切技法は単一系統か
  第2節 照葉樹林文化・ナラ林文化と【ケツ】状耳飾り
  第3節 玉崇拝
  第4節 サーフィン文化
  第5節 東南アジアのリンリンオー(lingling-o)
  第6節 ソールハイム(Solheim)の見解
  第7節 双頭獣型【ケツ】状耳飾りのモティーフ
  第8節 フィリピンの玉はフィリピンの原石か
  第9節 ヴァルディス(Valdes)の研究
第3章 民族学から見た各地の耳飾り
  第1節 アッサムのナガ諸族の耳飾り
  節2節 ナガ諸族の耳飾りと縄文人の耳栓の比較
  第3節 東南アジア
  第4節 東南アジア島嶼部
  第5節 オセアニアの文化
  第6節 縄文の耳飾りとメラネシアの耳飾りについて
  第7節 ニューギニア
  第8節 ニューギニア以外のメラネシア諸島
  第9節 ポリネシア
第4章 ふたたび縄文人の【ケツ】状耳飾りと耳栓の起源について
  第1節 日本の【ケツ】状耳飾りは中国起源か
  第2節 縄文耳栓の起源
  第3節 土製【ケツ】状耳飾りと耳栓は併存したか
第5章 縄文耳栓に込められたいくつかの謎解き
  第1節 耳栓の文様のモティーフの解明
  第2節 耳栓の消滅の原因
付章 主題に関連するいくつかのこと
  第1節 ハレの日の耳飾り
  第2節 腕輪と首飾り
  第3節 身分制度と耳飾り
  第4節 成人式と耳朶穿孔
  第5節 成人式と耳飾り
  第6節 婚姻の形態と婚資(dowry)