水田 正史/著 -- ミズタ,マサシ -- ミネルヴァ書房 -- 2010.4 -- 338.2272

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 338.2/ミ010 0114528417 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 第一次世界大戦期のイラン金融
書名カナ ダイイチジ セカイ タイセンキ ノ イラン キンユウ
副書名 中東経済の成立
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者 水田 正史 /著  
著者カナ ミズタ,マサシ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2010.4
ページ数 13,182p
大きさ 22cm
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
シリーズ名カナ ミネルヴァ ジンブン シャカイ カガク ソウショ
叢書巻次 162
一般件名 金融-イラン , 世界大戦(第一次)
内容紹介 イギリス領インドやロシア革命と接する中東としてのイラン、また、ドイツのインドへの道としてのイランに焦点をあて、イギリス公使の機密文書等からその資金の流れをていねいにたどる。
NDC分類(9版) 338.2272
ISBN 4-623-05747-4
ISBN13桁 978-4-623-05747-4
定価 ¥4000

目次

序章 中東経済成立にいたる世界金融
  1 諸外国による支配
  2 中立国イランの実際
  3 中立圏の解消と参戦
  4 アラブの反乱
  5 財政の危機
  6 金融業の再編
  7 戦争の終結と中東経済
第1章 諸外国によるイラン支配の諸態様
  1 戦前との違い
  2 開戦直後のイラン
  3 「エスファハーンで世界は半分」
  4 「侵害される前に侵害されていた」中立
第2章 トルコ分割とイラン再分割
  1 ジャンダルメリー
  2 ペルシャ湾とその奥
  3 「インドへの道」とインド防衛
  4 コンスタンティノープル協定
  5 アラブ諸勢力の親イギリス色鮮明化
  6 イランの混沌
第3章 大戦とアラブの混沌
  1 イギリス外交文書(PGAR,PGHS,IPD)
  2 協商側の戦後構想と「アラブの反乱」
  3 クウェート=ダルバールの世界史的意義
  4 戦争の混沌と革命の混沌
第4章 イラン財政・金融の危機
  1 イギリス外交文書(IPD)
  2 財政危機と支払猶予
  3 銀の不足と外国銀行の危機
第5章 為替危機とペルシャ帝国銀行
  1 為替危機とイギリス,ロシア
  2 イギリス帝国のエージェント,ペルシャ帝国銀行
  3 同盟側の資金調達
第6章 アラブ国家形成の胎動とその資金的中核
  1 イギリス外交文書(RH)
  2 国家形成と銀行形成
  3 引き裂かれたアイデンティティーと「世界市民的金融」
  4 帝国オスマン銀行の法的性格と新銀行設立案
  5 エジプト国民銀行ヒジャーズ進出案
  6 バンカーとシャリーフ
  7 正金業務と海運会社
  8 シャリーフ国家形成の中核としてのイギリス資金
第7章 ヒジャーズ国立銀行設立問題
  1 ジッダ支店の引き継ぎ
  2 ロイズ銀行,エジプト高等弁務官.ヒジャーズ国立銀行
  3 ヒジャーズ国立銀行創設
  4 帝国オスマン銀行ジッダ支店清算
  5 ヒジャーズ国立銀行設立計画の立ち消え
  6 金輸出入の集中とエジプト国民銀行
  7 金銀の不足
  8 ヒジャーズへのイギリス,フランスの金の注入
終章 大戦の終結と中東の生成
  1 三月革命とイランにおける力の空白
  2 反イギリス感情の高揚と南イランの危機
  3 世界大戦の焦点としてのイラン
  4 英露協商,南ペルシャ=ライフル隊,イランの独立
  5 大戦終結後も終わらなかった戦争
  6 ヒジャーズ助成金と「ペルシャ助成金」