加藤 邦彦/著 -- カトウ,クニヒコ -- 角川学芸出版 -- 2010.3 -- 911.52

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 910.2/ナ010 0114520125 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中原中也と詩の近代
書名カナ ナカハラ チュウヤ ト シ ノ キンダイ
著者 加藤 邦彦 /著  
著者カナ カトウ,クニヒコ
出版地 東京
出版者 角川学芸出版
出版者カナ カドカワ ガクゲイ シュッパン
出版年 2010.3
ページ数 397,16p
大きさ 22cm
内容紹介 中原中也が直面した問題は、中原自身の問題であると同時に、日本近代詩人たちが直面した問題でもあるに違いない。詩壇との関わりや作品の生成過程から、中原中也の意識に迫る。
NDC分類(9版) 911.52
ISBN 4-04-653603-7
ISBN13桁 978-4-04-653603-7
定価 ¥6000

目次

第一部 中原中也と音楽
  第一章 「歌」の内実-中原中也と音楽に関する一つの視角-
  第二章 詩と音楽-洋楽との関わりをめぐって-
  第三章 歌曲・朗読・ラジオ放送-中原中也像の形成に即して-
第二部 中原中也への影響
  第一章 愛唱歌の系譜-佐藤春夫と中原中也-
  第二章 ホテルの屋根に降る雪は-北原白秋と中原中也-
  第三章 「書く」行為の背後にあるもの-宮沢賢治と中原中也-
第三部 中原中也と雑誌の関わり(1)
  第一章 中原中也、その文学的出発-「朝の歌」から「白痴群」創刊前後まで-
  第二章 中原中也・一九三三年-季刊「四季」への寄稿を中心に-
  第三章 ゆらゆれる「ゆあーんゆよーん」-「サーカス」の改稿と行の字下げをめぐって-
第四部 中原中也と雑誌の関わり(2)
  第一章 第二次「四季」創刊前後の中原中也
  第二章 『在りし日の歌』非収録の「四季」発表詩篇からみえてくるもの
  第三章 第二次「四季」にとって中原中也の存在意義とは何だったか
第五部 晩年の中原中也
  第一章 「療養日誌」をどう読むか
  第二章 「千葉寺雑記」をどう読むか
  第三章 中原中也の「詩壇」意識-一九三五年前後の詩をめぐる状況と「日本詩人会」「詩人クラブ」「東京詩人クラブ」-
第六部 中原中也研究のこれから
  第一章 「在りし日の歌」という詩集名はいつ付けられたのか-『新編中原中也全集』と制作時期推定の関係に触れつつ-
  第二章 倦怠と幻想-『山羊の歌』『在りし日の歌』の再検討-