村田 充八/著 -- ムラタ,ミチヤ -- 晃洋書房 -- 2010.3 -- 162.1

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 162.1/ム010 0114574577 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 宗教の発見
書名カナ シュウキョウ ノ ハッケン
副書名 日本社会のエートスとキリスト教
シリーズ名 阪南大学叢書
著者 村田 充八 /著  
著者カナ ムラタ,ミチヤ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2010.3
ページ数 17,250,19p
大きさ 22cm
シリーズ名 阪南大学叢書
シリーズ名カナ ハンナン ダイガク ソウショ
叢書巻次 88
一般件名 宗教-日本
内容紹介 「コミューンと宗教」「生駒山系の民間信仰」「日本社会におけるキリスト教の現実、キリスト者、それを取り巻く日本的宗教性」を研究対象として、様々な視点から論考する。
NDC分類(9版) 162.1
ISBN 4-7710-2138-9
ISBN13桁 978-4-7710-2138-9
定価 ¥3600

目次

第一章 宗教的人間と社会の分析視角
  はじめに
  一 「<われ-なんじ>」関係からの人間理解の重要性
  二 マックス・ヴェーバーの「神義論」再考
  三 「理想」と「現実」の「対抗緊張関係」
  四 社会的エートスと社会倫理
  五 民俗信仰の理解
  おわりに
第二章 生駒の民間信仰と聖性
  一節 生駒今昔
  はじめに
  一 生駒の地理的・宗教的特性
  二 生活世界としての生駒
  三 脱宗教化と民間信仰
  四 生駒の参詣者群像と社会的背景
  五 生駒の盛衰
  おわりに
  二節 「聖なる場」と「聖」性の検証
第三章 日本社会とキリスト教の影響力
  一節 日本社会における宗教動向とキリスト教伝道の可能性
  はじめに
  一 宗教忌避傾向と経済不況
  二 キリスト教のエートスと日本人の「宗教感覚」
  三 「思考の枠組み」としての「心」と、キリスト者と非キリスト者の「共通領域」
  おわりに
  二節 阪神・淡路大震災と聖書
  はじめに
  一 所属教会の被災
第四章 カルヴィニストの信仰と日本社会
  一節 カルヴィニストの幸福と不幸
  はじめに
  一 大村英昭の「拡散宗教」論と現代人の宗教行動
  二 キリスト教と「現場」の宗教的ニーズ
  三 プロテスタントの呪術性と「呪術からの解放」
  四 改革派教会の'visible'な側面と「他力」の教えの類似性
  五 ラベリングされた改革派キリスト者と「拡散宗教」的側面排除の論理
  六 「職業宗教家」と「一般大衆信徒」の温度差
  七 改革派キリスト者の「慰め」
第五章 日本社会の宗教動向と社会的エートス
  一節 日本宗教の基層と社会的エートス
  一 若者とオウム真理教
  二 現世利益的宗教行動としての神頼み
  三 日本の若者たちとキリストの福音
  四 宗教的『癒し』を求めて
  二節 現代社会と宗教的エートス(一)
  はじめに
  一 「こころ」の時代
  二 安住の地としてのふるさと
補遺 キリスト者の人生
  一 本多庸一(一八四八〜一九一二)
  二 中田重治(一八七〇〜一九三九)
  三 矢内原忠雄(一八九三〜一九六一)
書評
  一 三浦綾子著『銃口』上・下、小学館、一九九四年
  二 拙著『コミューンと宗教-一燈園・生駒・講-』(一)・(二)行路社、一九九九年
  三 莫邦富著『北京有事-一億人の気功集団「法輪功」を追う-』新潮社、一九九九年
  四 大谷栄一・川又俊則・菊池裕生編著『構築される信念-宗教社会学のアクチュアリティを求めて-』ハーベスト社、二〇〇〇年
  五 服部嘉明著『士師記に聞く』ユーオディア、二〇〇六年
  六 山本栄一著『問いかける聖書と経済-経済と経済学を聖書によって読み解く-』(関西学院大学叢書第一二一編)関西学院大学出版会、二〇〇七年
  七 ピーター・L・バーガー著、森本あんり・篠原和子訳『現代人はキリスト教を信じられるか-懐疑と信仰のはざまで-』教文館、二〇〇九年