押野 武志/著 -- オシノ,タケシ -- 翰林書房 -- 2009.11 -- 910.26

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
奄美一般 3階閲覧室 910.2/オ009 0211222476 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 文学の権能
書名カナ ブンガク ノ ケンノウ
副書名 漱石・賢治・安吾の系譜
著者 押野 武志 /著  
著者カナ オシノ,タケシ
出版地 東京
出版者 翰林書房
出版者カナ カンリン ショボウ
出版年 2009.11
ページ数 285p
大きさ 22cm
内容紹介 夏目漱石、宮沢賢治、坂口安吾のテクスト分析を中心に据えながら、3人の系譜を辿ることで、「日本近代文学」が歴史的にどのような言説と重層的、横断的に関わりながら展開し変容していったのかを究明する。
NDC分類(9版) 910.26
ISBN 4-87737-288-0
ISBN13桁 978-4-87737-288-0
定価 ¥4200

目次

序章 漱石・賢治・安吾の系譜
  (一)本論の目的と方法
  (二)系譜学的試み
  (三)本論の構成
第一章 夏目漱石と同時代言説
  一 「平凡」をめぐる冒険
  二 <浪漫趣味>の地平
  三 『こゝろ』における抑圧の構造
  四 漱石と「大逆」事件論争の行方
第二章 病と死の修辞学
  一 <痔>の記号学
  二 夢の修辞学
  三 <クラムボン>再考
  四 ばらまかれた身体
第三章 詩と散文のあいだ
  一 南島オリエンタリズムへの抵抗
  二 ファシズムと文学(Ⅰ)
  三 ファシズムと文学(Ⅱ)
  四 「雨ニモマケズ」のパロディ
  五 六〇年代詩の帰趨
終章 文学のフラット化に向けて