畦地 芳弘/著 -- アゼチ,ヨシヒロ -- 和泉書院 -- 2009.10 -- 910.268

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 910.2/イ98 0114459407 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 石川淳後期作品解読
書名カナ イシカワ ジュン コウキ サクヒン カイドク
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者 畦地 芳弘 /著  
著者カナ アゼチ,ヨシヒロ
出版地 大阪
出版者 和泉書院
出版者カナ イズミ ショイン
出版年 2009.10
ページ数 927p
大きさ 22cm
シリーズ名 近代文学研究叢刊
シリーズ名カナ キンダイ ブンガク ケンキュウ ソウカン
叢書巻次 43
内容紹介 「野ざらし」の趣向と背景、「影ふたつ」にみる作者の返報、「妖女」の課題、「鷹」の抵抗運動としての脱出劇など、石川淳の文学世界を新たな視点で捉えた論考。
NDC分類(9版) 910.268
ISBN 4-7576-0522-0
ISBN13桁 978-4-7576-0522-0
定価 ¥14000

目次

『黄金傳説』時の作者の意識
『寒露』の候
『窮菴賣卜』の人々の生活
『列子』の構想
『無盡燈』の作意
『水郷記』の時節
『燒跡のイエス』に於ける「わたし」の位置
『燃える棘』の象徴性と権威論
『雅歌』的季節
『かよひ小町』の物まね構想・織田作之助附
『いすかのはし』は私小説か
『雪のイヴ』は聖母マリヤの出現
『しのぶ戀』の本義
『處女懷胎』の連関分析
『變化雜載』の虚実
『飛梅』の聖女の現前
『野ざらし』の趣向と背景
『晝霞』の俗物の料簡
『雙美人』の悲劇性
『最後の晩餐』の悲しみの実相
『かれらの酒杯』のワナは神への信仰の方便か
『華嚴』の梗概
『懸想文賣』の祝福
『藤衣』の含蓄
『善財』の解釈
『片しぐれ』の木霊とひびき
『野守鏡』の標的
『鳳凰』の末路
『錦木』の成立要因
『影ふたつ』にみる作者の返報
『夜は夜もすがら』の方術
『南枝向日』の世相
『瀧のうぐひす』の瀧とホテルの威力
『篠船』の生死の境
『妖女』の課題
『梟』の知恵
『望樓』の昇天願望
『演技』の真相
『さらば垣』の障壁
『常陸帶』の禍福
『末の松山』の愛
『ファルス』の難解さ
『合縁奇縁』の猿芝居
『夢の殺人』の愛の夢
『春の葬式』の時局
『蜜蜂の冒險』の勇往
『他人の自由』の活劇趣向
『蜘【チュウ】』の白煙
『鷹』の抵抗運動としての脱出劇
『珊瑚』少年の業
『鳴神』の土壌と幻想性
『虹』非在のドラマトゥルギー
『前身』の梨の木
『大歳の餅』の罪
『しぐれ歌仙』
『狼』の寓意
『犯人』の趣向
『落花』伝奇的小説
『夢の見本市』の七福神宝船
『灰色のマント』十三年後の復讐
『紫苑物語』-散文詩「鬼の歌」
『まぼろし車』の幻想
『近松』の作者魂
『鰐』の死と生
『白頭吟』青春時代への郷愁
『八幡縁起』の世界と背景
『今はむかし』に於ける現在
『修羅』の群像劇
『遊船』の意馬心猿
『蜃氣樓』の効用
『靈藥十二神丹』の因縁
『かくしごと』-ブラックコント
『怪異石佛供養』の史的背景
『狐の生肝』の輪廻転生譚
『獅子のファルス』の時代
『影』の発明家集団
『裸婦變相』の円環運動
『にせ神父』のスパイス
『ほととぎす』の難解さ
『大徳寺』今昔
『喜壽童女』のテーマ
『死後の花嫁』の性と幻
『ばけの皮』の獣道
『おあいにくさま』の異類物趣向
『越天樂』-田園のリズム
『おまへの敵はおまへだ』探索
『二人權兵衞』の富貴自在の徳
『金鷄』-超人の運動
『荒魂』の罪の名玉
『ゆう女始末』の信と贖罪
『靴みがきの一日』の美しい足と靴
『至福千年』の日の丸商社
『鸚鵡石』の妄執
『無明』走為上
『鏡の中』のチヤリンコ精神
『一目見て憎め』とリラダン素描
『一露』ヒューマン・ソサイアティへのディファイアンス
『若菜』趣向のシンクロニシティ
『虎の國』石川流理想郷
  『天馬賦』青春への別れ
  『武運』蒲生氏郷の切支丹信仰
  『狂風記』-怨霊信仰と黙示録世界の招来
  『六道遊行』-石川淳の神仙遊行
  『天門』の恋と六道の巷
  『蛇の歌』飽くなき挑戦
  <作品概観>
  身辺雑記