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  • 著者
    山本智之
ハイライト

真野 俊和/著 -- シンノ,トシカズ -- 吉川弘文館 -- 2009.10 -- 380.1

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A2層 380.1/シ009 0114452535 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本民俗学原論
書名カナ ニホン ミンゾクガク ゲンロン
副書名 人文学のためのレッスン
著者 真野 俊和 /著  
著者カナ シンノ,トシカズ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2009.10
ページ数 8,305,5p
大きさ 22cm
一般件名 民俗学
内容紹介 民俗学とは何か。研究の根拠となる「原論」を打ち立てる刺激的な試み。研究手法、研究概念の定義、民俗誌叙述の方法、桜井徳太郎・宮田登・福田アジオの思考法…。民俗学の全体像を捉えなおし、今後の可能性を展望する。
NDC分類(9版) 380.1
ISBN 4-642-08192-4
ISBN13桁 978-4-642-08192-4
定価 ¥10000

目次

第一講 人文学の基本システム
  1 学問をシステムとして考える
  2 文系と理系と
  3 教科書というツール
  4 古典で学ぶということ
  5 客観性という基準
第二講 フィールドの発見
  1 フィールドの発見
  2 フィールドには何があるのか
  3 「見る」ということ
  4 話を「聞く」ということ
  5 フィールドで何を調べるか
第三講 民俗学のデザイン
  1 民俗学の広がりと分類
  2 外延はどのようにして作られたか
  3 民俗学をデザインする視点とその変化
第四講 ホモ・フォークロリカスのゆくえ
  1 ミクロレベルのまなざし
  2 常民と呼ばれる人びと
  3 伝承者と呼ばれる人びと
  4 民俗を作りかえる人びと
  5 それでも伝承は存在する
  6 ホモ・フォークロリカスのゆくえ
第五講 「定義する」ことは可能か
  1 「ソロバンと電卓」問題
  2 使用者から見た民具と、観察者から見た民具と
  3 「蔵の中の食器」問題
  4 定義の作法
  5 民俗学の対象をとらえる
第六講 民俗誌叙述の方法
  1 「民族誌」は何のために
  2 解説する叙述
  3 自治体史のパラドクス
  4 分析する叙述
  5 描写する叙述
  6 個性記述と普遍性記述のあいだで
第七講 民俗学の思考法
  1 「思考法」を考えるということ
  2 桜井徳太郎論文の思考法を読む
  3 宮田登論文の思考法を読む
  4 福田アジオ論文の思考法を読む
第八講 民俗と民俗学
  1 「○○学とは何か」という問い
  2 「民俗学とは何か」という問い、そして答え
  3 「民俗」と「伝承」
  4 「民俗(伝承)」の二重性
  5 民俗のふるまい、そして民俗学のゆくえ