綾屋 紗月/著 -- アヤヤ,サツキ -- 理論社 -- 2009.8 -- 367.4

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
奄美一般 書庫1層一般 367.4/ア009 0211217567 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 前略、離婚を決めました
書名カナ ゼンリャク リコン オ キメマシタ
シリーズ名 よりみちパン!セ
著者 綾屋 紗月 /著, 100%ORANGE /装画・挿画  
著者カナ アヤヤ,サツキ
出版地 東京
出版者 理論社
出版者カナ リロンシャ
出版年 2009.8
ページ数 260p
大きさ 19cm
シリーズ名 よりみちパン!セ
シリーズ名カナ ヨリミチ パンセ
叢書巻次 47
一般件名 離婚
児童内容紹介 お母さん、なんでお父さんと結婚したの?離婚なんてかんたんにできるの?ぼくたちを産んでよかった…?母親である著者が、「信頼」と「裏切り」、「エッチ」と「暴力」、「愛情」と「支配」といったリアルなアプローチで、離婚を決めるまでのすべてを語ります。
内容紹介 お母さんがどうして離婚を決めたのか-。子ども時代から結婚、出産、そして離婚までを赤裸々に綴りながら、「自立」ではなく「ともに生きる」ことの困難さとかけがえのなさを伝える。
NDC分類(9版) 367.4
ISBN 4-652-07847-1
ISBN13桁 978-4-652-07847-1
定価 ¥1400

目次

第1章 お母さん、なんでお父さんと結婚したの?
  そうですね。その質問にお答えするためには、ずっと独りぼっちだったお母さんの子ども時代の話から、始めた方がいいかもしれません。
  仲間に入れない
  かわいくないから?
  話題が合わないから?
  勉強だったらつながれる?
  挫折…文字が読めない!
  やめておけばいいのに…
  裏門通いの大学時代
  初めて「見える人」になれたお母さん
第2章 お母さん、ぼくたちを産んでよかった?
  はい。お母さんはあなたたちに会いたくてたまらなかったから産んだのです。結婚して子どもを産み育てるということ。お母さんはそれをとても待ち望んでいました。
  “おかあさん”になりたかったお母さん
  “おかあさん”じゃだめなの?
  つながりの景色をおいかけて
  さみしい新婚生活
  誕生…つながりができた!
  “おとうさん”になってほしい
  オレンジ色に刻む記憶
  はばたきはじめた子どもたち
第3章 お母さん、なんでお父さんと離婚したの?
  当時のお母さんは、時間をかけて歩み寄ることで、夫婦のすれ違いは解消されていくのだろうと思っていました。でも実際に起きたのは、そのすれ違いの距離がどんどん開いていって、取り返しがつかなくなるという結末でした。
  つながりが消えていく
  家事ができなくなっていく
  転がり落ちるのを止められない
  こころが消えていく
  おびえる日々
  最大の裏切り
  悪魔を見る
  人恋しさに負ける
第4章 お母さん、どうやって離婚したの?
  裏切りは許せないけれど、お母さんは、初めから離婚を考えていたわけではありませんでした。むしろ、もし考え方を改めてくれるのなら、子どものためにも家族四人の生活を続けていく余地はある、と考えていました。
  どうやら暴力の中にいるらしい
  からだを閉じる
  共同生活の模索
  離婚への偏見
  自分の求める「つながり」とは?
  別居&離婚を決意
  女性相談員の言うとおりになる!
  「努力」の怖さ
第5章 エッチと暴力
  お母さんはずっと人とのつながりを求めてきましたが、結果的に暴力に巻き込まれることになりました。その理由として「エッチ」について考えることは、避けられない重要な点だと思います。
  「エッチな紙」の表・裏
  小さい時からあるエッチな気分
  エッチな気分に必要なもの
  一歩間違えれば「恐怖」
  ひとりでエッチな気分
  ことばだけでもエッチな気分
  親密さから暴力へ
  望まないセックスになだれこむ
第6章 弱いままで開かれていく世界へ
  離婚を決めたものの未来は閉ざされ、お母さんは死に近いところにいました。そんなお母さんに対し、それまで思ってもみなかったところから、ひとり、またひとりと手を差し伸べてくれる人が現れました。
  人の手を借りて生きる
  自分の弱さを認める
  とりかえのきかない関係
  「パートナー」になる
  さまざまな弱さを抱えた人たち
  弱さで広がる新しい世界