中道 寿一/著 -- ナカミチ,ヒサカズ -- ミネルヴァ書房 -- 2009.4 -- 311.234

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 311.2/ナ009 0114307267 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル カール・シュミット再考
書名カナ カール シュミット サイコウ
副書名 第三帝国に向き合った知識人
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者 中道 寿一 /著  
著者カナ ナカミチ,ヒサカズ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2009.4
ページ数 7,370,4p
大きさ 22cm
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
シリーズ名カナ ミネルヴァ ジンブン シャカイ カガク ソウショ
叢書巻次 147
一般件名 ナチズム
内容紹介 カール・シュミットはなぜナチズムに関わったのか。ワイマル末期から第三帝国期を経て、第二次世界大戦にいたるまでの、シュミットの政治思想の展開を、とりわけナチズムとの関係を中心として考察する。
NDC分類(9版) 311.234
ISBN 4-623-05463-3
ISBN13桁 978-4-623-05463-3
定価 ¥5000

目次

第1章 ワイマル末期における政治構想
  1 大統領内閣とシュミット
  2 大統領独裁論
  3 全体国家論
  4 ワイマル共和制の崩壊とシュミット
第2章 近代批判と「ポスト・モダン」
  1 『政治的なものの概念』の脚注
  2 L・シュトラウスの位置づけ
  3 C・シュミットの応答
  4 シュミットのM・ウェーバー批判
  5 G・サルトーリのシュミット解釈
  6 「自由主義を超える地平」
第3章 シュミット像の変化
  1 シュミットと左翼知識人
  2 シュミットの「法治国家」批判とその変化
  3 シュミットとフレンケル
  4 シュミットとキルヒハイマー
  5 シュミットとノイマン
第4章 「二重国家」の中で
  1 二重国家論とは何か
  2 二重国家論に関する評価(1)
  3 二重国家論に関する評価(2)
第5章 ナチズムへの水脈
  1 ナチズムとモデルネ
  2 ワイマル民主主義の崩壊とナチズム
  3 ナチズムとユートピア
  4 シュミットとナチズム
  5 シュミットとラディカル・デモクラシー
第6章 第三帝国期における政治的位置づけ
  1 「第三帝国の桂冠法学者」
  2 「反ユダヤ主義者」シュミット
  3 一九三六年の「転回」
  4 広域理論とシュミット
第7章 シュミットとラディカル・デモクラシー論
  1 ラディカル・デモクラシーとは何か
  2 J・ハーバーマスとラディカル・デモクラシー論
  3 C・ムフとC・シュミット
  4 ムフのラディカル・デモクラシー論
  5 未完のプロジェクト
終章 カール・シュミット思想の現代的意義
  1 H・クヴァーリチュのシュミット評価
  2 A・ノリスのシュミット評価
  3 シュミットの「見過ごされた遺産」
  4 音もなく爆発する地雷
<付録>
  参考資料1 H・ムート「一九三二年夏のドイツ国内政治におけるカール・シュミット」
  参考資料2 H・ムート「全体国家の憲法史的基礎」
  参考資料3 M・イエーニック「レヴィアタンに関する『深淵の学』-第三帝国におけるカール・シュミットのホッブズ解釈について」