樋口 浩造/著 -- ヒグチ,コウゾウ -- ぺりかん社 -- 2009.4 -- 121.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
奄美一般 書庫1層一般 121.5/ヒ009 0211202478 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 「江戸」の批判的系譜学
書名カナ エド ノ ヒハンテキ ケイフガク
副書名 ナショナリズムの思想史
著者 樋口 浩造 /著  
著者カナ ヒグチ,コウゾウ
出版地 東京
出版者 ぺりかん社
出版者カナ ペリカンシャ
出版年 2009.4
ページ数 230p
大きさ 20cm
一般件名 日本思想-歴史 , ナショナリズム
内容紹介 ナショナリズムと親和的関係にある日本通史への欲望を拒否するために、ナショナルな視線を相対化し、他者性を帯びた「江戸」の自国意識や対中国認識に注目することで、歴史の断面を記述することの可能性を探る。
NDC分類(9版) 121.5
ISBN 4-8315-1227-7
ISBN13桁 978-4-8315-1227-7
定価 ¥2800

目次

序章 「江戸」の系譜学
  一、近代主義的知をめぐって
  二、批判的系譜学の試み
  三、本書の構成
  序章のおわりに-ナショナリストの時間意識
第1部 ナショナルな視線と闇斎学派
第1章 破門と義絶の学派
  はじめに
  一、「闇斎」という記号
  二、『靖献遺言』の神話化
  三、知識人としての闇斎学派
第2章 語りの中の「武士道」
  はじめに
  一、日本文化論としての武士道
  二、総力戦期の武士道-『葉隠』
  三、武士道と士道との間で
  おわりに-『葉隠』読解の系譜学
第2部 親中国的普遍性の主張と「心の言説」
第3章 度会延佳と近世神道の成立
  はじめに
  一、「祭」と「祈」の分節化
  二、開かれた知-豊宮崎文庫の創設
  三、叙位をめぐる対立
  四、心の言説と神道思想
第4章 教説の時代と「心の言説」
  はじめに
  一、「明徳仁義の心なきは一人もなし」
  二、「神道と云は、人々日用の間にあり」
  三、「結局今時ハ修行ハ俗ガスル也」
  四、「心の言説」の登場とその意味
◆研究の視角-日朝比較思想史という試み
第3部 中国的世界像の動揺と自国意識
第5章 近世神道と教説の時代
  はじめに
  一、「一七世紀」の神道と教説の時代
  二、「道」と「大義」との分裂
  三、「我国」の教説の成立
  四、君臣道徳と万世一系
  おわりに-教説の時代の終焉と国学的言説の登場
第6章 「江戸」の自国意識
  はじめに
  一、闇斎学派の自国意識
  二、「一八世紀」の自国意識
  おわりに