西村 純子/著 -- ニシムラ,ジュンコ -- 慶應義塾大学出版会 -- 2009.3 -- 366.38

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県図一般 書庫A3層 366.3/ニ009 0114328289 一般図書   在架

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資料詳細

タイトル ポスト育児期の女性と働き方
書名カナ ポスト イクジキ ノ ジョセイ ト ハタラキカタ
副書名 ワーク・ファミリー・バランスとストレス
著者 西村 純子 /著  
著者カナ ニシムラ,ジュンコ
出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2009.3
ページ数 3,209p
大きさ 22cm
一般件名 女性労働 , 育児 , ワークライフバランス
内容紹介 パートタイム労働は本当に家庭と両立しやすい働き方なのか? フルタイム就業がストレスを生まないための条件とは? 再就職後の女性の働き方とストレスについての、従来の常識を覆す実証研究。
NDC分類(9版) 366.38
ISBN 4-7664-1605-3
ISBN13桁 978-4-7664-1605-3
定価 ¥3800

目次

序章 再就職後の仕事と家族生活-本書の視点
  1.女性のライフコースと「ポスト育児期」
  2.ワーク・ファミリー・バランスをとらえる視点-ストレス・アプローチ
  3.本書の構成
第1章 ワーク・ファミリー・バランスをめぐる社会学的研究の展開
  1.家父長制概念をめぐって(第二波フェミニズムの議論)
  2.これまでの家事労働研究
  3.女性の就業キャリアにかんする研究
  4.女性のワーク・ファミリー・バランスをとらえる分析視角
第2章 ストレスの社会学的研究の展開
  1.構造的ストレーン論
  2.ストレス論
  3.ストレス研究の基本的枠組み
  4.ストレッサーとはどんなものか
  5.ストレッサーと健康状態の仲介要因
  6.メンタルヘルス(心理状態)の測定尺度
  7.ストレッサーとメンタルヘルスの測定の混同の問題
第3章 女性の就業の心理的インパクト
  1.性役割とメンタルヘルス
  2.マルチプル・ロール・パースペクティブ
  3.日本における実証研究で明らかにされてきたこととその限界
  4.本書の分析モデル
第4章 ポスト育児期の特徴-就業、役割ストレーン、メンタルヘルスのライフステージ間比較-
  1.女性のライフコース・パターンとポスト育児期の女性の就業状況
  2.役割ストレーン、メンタルヘルスのライフステージ間比較
第5章 女性の就業は家族生活上の負荷を高めるか?(Ⅰ)-家事・子育て要因の検討-
  1.役割ストレーンの諸側面と家族領域での役割過重
  2.家事・育児要因にかんする先行研究と本章での分析課題
  3.データおよび分析方法
  4.分析結果
  5.フルタイム女性の役割過重とパートタイム就業の「落とし穴」
第6章 育児期の役割ストレーンの規定要因-家事・子育て要因からの検討-
  1.育児期の女性の役割ストレーンについての先行研究
  2.「サポート動員」か「個人的対処」か?
  3.データおよび分析方法
  4.分析結果
  5.育児期の女性の「個人的対処」
第7章 女性の就業は家族生活上の負荷を高めるか?(Ⅱ)-仕事要因の検討-
  1.職業生活の家族生活への影響
  2.職業生活が家族生活に影響を与えるメカニズム
  3.データおよび分析方法
  4.分析結果
  5.中断-再就職の家族生活へのインパクト
第8章 女性の就業とメンタルヘルス-就業による役割ストレーンの緩衝効果-
  1.就業形態・ストレーン・メンタルヘルスの関連
  2.就業形態による「脆弱性」の差異
  3.就業形態間の脆弱性の差異を説明する要因
  4.データおよび分析方法
  5.分析方法と分析結果
  6.女性の就業、世帯の経済水準、そして役割ストレーンの緩衝効果
  7.女性の就業が緩衝効果を発揮するメカニズム
終章 ポスト育児期の女性のワーク・ファミリー・バランス
  1.ワーク・ファミリー・バランスを実現させる条件
  2.中断-再就職型のライフコース再考へむけて-就業中断の「ライフコース効果」
  3.夫婦関係研究およびストレス研究への示唆
  4.家族・労働市場とワーク・ファミリー・バランス-今後の展望
  5.今後の課題