毛利 亮太郎/著 -- モウリ,リョウタロウ -- 歴研 -- 2009.1 -- 751.1

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 751.1/モ009 0114315542 一般図書   在架
奄美一般 書庫1層一般 751.1/モ009 0211198734 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 上野焼尊楷渡来の研究
書名カナ アガノヤキ ソンカイ トライ ノ ケンキュウ
副書名 毛利吉成説の確立
シリーズ名 歴史研究会叢書
著者 毛利 亮太郎 /著  
著者カナ モウリ,リョウタロウ
出版地 東京
出版者 歴研
出版者カナ レキケン
出版年 2009.1
ページ数 5,291p
大きさ 22cm
シリーズ名 歴史研究会叢書
シリーズ名カナ レキシ ケンキュウカイ ソウショ
一般件名 陶磁器-日本
内容紹介 豊臣秀吉による文禄・慶長の役によって、日本は朝鮮から焼物だけでなく陶工を得て来ており、開窯が行われた。その中で、福岡県の中部で焼かれている上野焼を創めた上野喜蔵(尊楷)を連行してきたのは誰だったのかを検証する。
NDC分類(9版) 751.1
ISBN 4-903991-20-7
ISBN13桁 978-4-903991-20-7
定価 ¥3000

目次

第一章 序説
  第一節 文祿・慶長の役と焼物
  第二節 上野焼を始めた尊楷の渡来事情
  第三節 尊楷の連行にかかわる二説
第二章 当時における焼物社会の実情
  第一節 尊楷の生地
  第二節 当時の渡航手続と費用
  第三節 陶工移動の二事例
  第四節 豊前細川時代の窯場
  第五節 細川時代の陶工たち
  第六節 陶工の生活状況
  第七節 上野手永の焼物山の人口動態
  第八節 文祿・慶長期の唐津の実情
  第九節 勝助書状の存在
第三章 毛利吉成説の伝承
  第一節 毛利吉成による文祿元年渡来説
  第二節 毛利吉成による慶長三年再渡来説
  第三節 毛利吉成説の構造と再渡海
第四章 文祿・慶長の役における毛利吉成と加藤清正
  第一節 秀吉の意図と部隊編成
  第二節 文祿の役における毛利吉成と加藤清正
  第三節 慶長の役における毛利吉成と加藤清正
  第四節 文祿・慶長の役における両将と尊楷の関係
第五章 毛利吉成による尊楷の連行
  第一節 毛利吉成と茶道
  第二節 吉成と尊楷の出会い
  第三節 尊楷送付の動因
  第四節 輸送の方法
  第五節 釜ノ口窯の開窯
  第六節 尊楷の再渡海
  第七節 尊楷の再渡来
  第八節 岩屋高麗窯の開窯
  第九節 その後の経過と現状
第六章 加藤清正説否定論
  第一節 正否決定の判断基準
  第二節 加藤清正説を疑った先学者たち
  第三節 二説併存解消の試みと失敗
  第四節 加藤清正説不当の理由
  第五節 加藤清正説全面的否定の論理
  第六節 加藤清正説の誕生と普及
第七章 毛利吉成説の正当性
  第一節 形式的妥当性
  第二節 歴史的状況との整合性
  第三節 判断基準との適合性
  第四節 結語
第八章 補説
  第一節 高取八山の渡来と開窯事情
  第二節 李敬(坂高麗左衛門)の渡来事情
  第三節 金海(星山仲次)の渡来事情
  第四節 『上野焼四百年』批判
  第五節 「唐津焼創始時期、朝鮮出兵契機説」批判