森田 喜久男/著 -- モリタ,キクオ -- 吉川弘文館 -- 2009.2 -- 210.3

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 210.3/モ009 0114400666 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本古代の王権と山野河海
書名カナ ニホン コダイ ノ オウケン ト サンヤ カカイ
著者 森田 喜久男 /著  
著者カナ モリタ,キクオ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2009.2
ページ数 4,282,12p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-古代
内容紹介 古代王権は山野河海という空間をいかなる形で支配しようとしたのか。律令制国家成立以前と以降での、支配のあり方と変容を検討し、「禁処」が、山野河海支配の中で創出された背景と理念およびその歴史的意義にも迫る。
NDC分類(9版) 210.3
ISBN 4-642-02472-3
ISBN13桁 978-4-642-02472-3
定価 ¥9500

目次

序論 問題の所在
  1 はじめに
  2 古代山野河海史研究の現状
  3 課題の設定
Ⅰ 古代王権の諸段階と山野河海
一 山野河海支配の統治理念
  1 『古事記』応神段の再検討
  2 「山海之政」と「食国之政」
  3 「天下之政」における「山海之政」の位置
二 「山海之政」を具現化する部民
  1 海部・山部研究の問題点
  2 海部と伊勢部、山部と山守部
  3 「山海之政」の具現化
三 「山海之政」と地域社会
  1 地域社会における山野河海支配の展開
  2 古代王権と「浮島」
四 「食国之政」に包摂された「山海之政」
  1 宣命の分析
  2 国評制・国郡制の成立過程と山野河海の開発
  3 国司部内巡行と山野河海
  4 律令制下における貢納のシステム
五 旧伴造氏族の動向
  1 高橋氏と阿曇氏
  2 山部氏と宍人氏
六 古代王権の山野河海支配と「禁処」
  1 「禁処」の成立と古代王権
  2 「禁処」の変容と古代王権
Ⅱ 「北ツ海」における山野河海支配
一 「北ツ海」における海部の設置
  1 「北ツ海」沿岸の交流
  2 継体・欽明朝の内乱と「北ツ海」
  3 律令制国家の成立と「北ツ海」
二 古代出雲における水上交通の展開
  1 古代出雲の港
  2 古代出雲における内水面の交通
  3 水上交通の展開と出雲国造
三 古代地域社会における開発
  1 大野郷の範囲
  2 『日本霊異記』下巻十六縁の分析
  3 開発の拠点としての大野郷畝田村
  4 横江臣成刀自女の実像
結論 山野河海支配から見た日本古代王権の特質