吉田 徹/著 -- ヨシダ,トオル -- 法政大学出版局 -- 2008.11 -- 312.35

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 312.3/ヨ008 0114398605 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル ミッテラン社会党の転換
書名カナ ミッテラン シャカイトウ ノ テンカン
副書名 社会主義から欧州統合へ
シリーズ名 サピエンティア
著者 吉田 徹 /著  
著者カナ ヨシダ,トオル
出版地 東京
出版者 法政大学出版局
出版者カナ ホウセイ ダイガク シュッパンキョク
出版年 2008.11
ページ数 11,404p
大きさ 20cm
シリーズ名 サピエンティア
シリーズ名カナ サピエンティア
叢書巻次 02
一般件名 フランス-政治・行政-歴史 , フランス社会党
内容紹介 フランスは、なぜ社会主義の追求から欧州統合の促進へ路線を変えたのか? ミッテラン大統領、フランス社会党派閥首領、政権獲得後のサブ・リーダーたちとの相互作用から生じるリーダーシップに焦点を据えて解明する。
NDC分類(9版) 312.35
ISBN 4-588-60302-0
ISBN13桁 978-4-588-60302-0
定価 ¥4000

目次

序論
  1 グローバリゼーションの一類型としての欧州統合
  2 戦後フランスの経済政策の特徴
  3 「転回」による政治経済の変容
  4 本書の構成
  5 資料と引用-「歴史」としての八〇年代
第一章 先行研究と本書の視角
  1 先行研究と解釈の諸問題
  2 分析視角
第二章 「プログラムの政治」の生成過程
  1 「生活を変える」-戦略的急進路線の確定
  2 「左派共同政府綱領」-路線定着への警戒
  3 「欧州に関する特別大会」-争点管理による求心力追求
  4 「社会主義合同会議」-党内右派への依存と抑止
  5 メッス大会-急進路線への再接近
  6 「社会主義プロジェ」と「一一〇の提案」-急進路線の総仕上げ
第三章 夢-「プロジェ」の始動とリーダーシップ・スタイルの完成
  1 ミッテラン勝利の背景
  2 社会党の「革命的武装」-派閥の戦略的動員
  3 政権の準備と専門家群-取引的リーダーシップ・スタイルの継続
  4 フラン危機下の大統領セレモニー-人民戦線の教訓
  5 国民議会選挙での勝利
  6 第二次モーロワ内閣-派閥均衡と政党の自律性問題
  7 モーロワの施政方針演説-政策指針の枠組み化
  8 ミッテランの欧州との遭遇-国内類推の発露
  9 ヴァランス大会での党の結集
第四章 挫折-モーロワ・プランの開始
  1 国有化と八二年度予算案をめぐるサブ・リーダー間の軋轢
  2 フラン第一回切下げと幻のドロール・プラン-均衡点移動の試み(1)
  3 プロジェ路線への疑念
  4 社会党の「サバルタン化」
  5 EMSをめぐる衝突と緊縮策への助走
  6 補佐官ネットワークの始動とEMS離脱派の結集
  7 ヴェルサイユ・サミットでの挑戦
  8 モーロワ・プランの開始-「転回」の第一歩
第五章 転回-緊縮の決断
  1 モーロワ・プランの失敗-取引的リーダーシップ戦略の行き詰まり
  2 EMS離脱の誘惑
  3 残留派と離脱派の攻防-均衡点移動の試み(2)
  4 EMS離脱への助走
  5 最後の決断-変革的リーダーシップ戦略の行き詰まり
  6 「転回」の完成-リーダーシップ・スタイルの破綻
  7 社会主義における「挿入括弧」
第六章 社会主義からヨーロッパの地平へ
  1 モーロワ内閣の変容と新自由主義への助走
  2 ミッテランの欧州議会演説とフォンテンヌブロー首脳理事会
  3 社会党の受苦
  4 欧州統合次元の導入-選択操作的リーダーシップの戦略
結論
  1 野党期の取引的リーダーシップとその継続
  2 現状打破のための変革的リーダーシップ
  3 選択操作的リーダーシップの獲得
  4 社会党の変質
  5 リーダー/フォロワーの相互作用による政治的決定
  6 社会主義と欧州統合という「希望」