益田 実/著 -- マスダ,ミノル -- ミネルヴァ書房 -- 2008.11 -- 319.3303

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 319.3/マ008 0114398563 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 戦後イギリス外交と対ヨーロッパ政策
書名カナ センゴ イギリス ガイコウ ト タイ ヨーロッパ セイサク
副書名 「世界大国」の将来と地域統合の進展,1945〜1957年
シリーズ名 国際政治・日本外交叢書
著者 益田 実 /著  
著者カナ マスダ,ミノル
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2008.11
ページ数 11,275,25p
大きさ 22cm
シリーズ名 国際政治・日本外交叢書
シリーズ名カナ コクサイ セイジ ニホン ガイコウ ソウショ
叢書巻次 8
一般件名 イギリス-対外関係-ヨーロッパ-歴史
内容紹介 第2次世界大戦に辛勝したイギリスは、「大国」の地位をいかに維持しようとし、ヨーロッパ統合運動との関係を構築したか。コモンウェルス、アメリカ、ヨーロッパからなる「3つの環」という発想の誕生と変容の過程を解明する。
NDC分類(9版) 319.3303
ISBN 4-623-05242-4
ISBN13桁 978-4-623-05242-4
定価 ¥5000

目次

序章 「世界大国」としてのイギリスとその戦後外交の課題
  1 「帝国イギリス」と第二次世界大戦
  2 戦後イギリスの対ヨーロッパ政策
第Ⅰ部 イギリスの戦後対ヨーロッパ基本戦略の形成過程
第1章 ベヴィンの「グランド・デザイン」とイギリスの対ヨーロッパ政策
  1 戦後初期の対ヨーロッパ外交をめぐる解釈
  2 終戦前後の外務省の対ヨーロッパ政策構想
  3 西欧関税同盟構想の本格的議論の開始
第2章 マーシャル・プランとウェスタン・ユニオン構想
  1 CEEC関税同盟研究部会の発足とイギリス政府の対応
  2 ウェスタン・ユニオン構想の誕生
  3 ウェスタン・ユニオン構想をめぐる「妥協」と「停滞」
第3章 対ヨーロッパ政策の転換と新たなデザイン
  1 OEECの「長期的計画」と対西欧経済協力の再検討
  2 「第三の世界勢力」から「西側の結束」へ
  3 「三つの環」と西欧の統合
  4 第三勢力構想と「三つの環」を貫く論理
第Ⅱ部 プランの時代
第4章 アトリー政権と二つの統合プラン
  1 「統合」によるドイツの西側陣営への編入
  2 アトリー政権とシューマン・プラン
  3 アトリー政権とプレヴァン・プラン
第5章 チャーチル政権とECSC
  1 イーデン・プランによる協力関係形成の試み
  2 協力関係条約を目指して
第6章 EDCの挫折とWEUの創設
  1 EDC条約調印までのプロセス
  2 フランスからの支援要請の増大
  3 WEU形成によるドイツ再軍備の実現とイギリス外交
  4 ECSC/EDCとの協力関係形成過程に見るイギリスの対ヨーロッパ外交の特徴
第Ⅲ部 プラン対プラン
第7章 「ヨーロッパの再発進」
  1 EDC挫折を背景としたヨーロッパ域内貿易自由化問題の展開
  2 メッシナ構想の登場
  3 スパーク委員会参加の決定
第8章 共同市場不参加の決定と「対抗提案」の模索
  1 官僚レベルでの対共同市場政策の検討
  2 共同市場不参加の決定
  3 共同市場不参加の決定への反応
  4 共同市場不参加の決定過程の特徴と意味
  5 “Counter Initiative”
第9章 プランG
  1 関係閣僚による議論とEI作業部会での検討
  2 自由貿易地帯構想の完成
  3 自由貿易地帯構想の採用と公表
  4 プランG採用過程の特徴とその意味
終章 自由貿易地帯構想の挫折と対ヨーロッパ政策変遷過程の意味
  1 FTA交渉の経過
  2 「世界大国」の地位とイギリスの対ヨーロッパ政策