森田 康夫/著 -- モリタ,ヤスオ -- 和泉書院 -- 2008.9 -- 121.55

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 121.5/モ008 0114401904 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 大塩平八郎と陽明学
書名カナ オオシオ ヘイハチロウ ト ヨウメイガク
シリーズ名 日本史研究叢刊
著者 森田 康夫 /著  
著者カナ モリタ,ヤスオ
出版地 大阪
出版者 和泉書院
出版者カナ イズミ ショイン
出版年 2008.9
ページ数 6,389p
大きさ 22cm
シリーズ名 日本史研究叢刊
シリーズ名カナ ニホンシ ケンキュウ ソウカン
叢書巻次 19
内容紹介 大塩思想の原点としての「孝経」の意義や「洗心洞箚記」における陽明学的構成などを考察し、過去に発表した論考を交えながら、大塩平八郎の陽明学思想の特徴を、その思想形成から乱に至るまでの思想過程として述べる。
NDC分類(9版) 121.55
ISBN 4-7576-0487-2
ISBN13桁 978-4-7576-0487-2
定価 ¥8000

目次

第1章 大塩平八郎の陽明学への射程
  1 大塩の学んだ儒学
  2 『呻吟語』との出会い
  3 学堂東掲から『洗心洞箚記』へ
  4 陽明学への探求
第2章 大塩思想の原点としての『孝経』
  1 近世朱子学における孝経観
  2 陽明学の『孝経』受容
  3 大塩遺著『孝経講義』の注釈
  4 『増補孝経彙註』からみた孝経観
第3章 『洗心洞箚記』における陽明学的構成
  1 『箚記』成立をめぐる言説
  2 『箚記』の構成
  3 平八郎の陽明学
  4 『箚記』における儒教論
第4章 大塩思想における『儒門空虚聚語』の意義
  1 『聚語』の構成
  2 中国思想のなかの空虚霊無
  3 大塩の機軸概念としての太虚
  4 太虚観をめぐる評価と継承
第5章 近世陽明学における『大学』受容の特徴と『古本大学刮目』の位置
  1 中江藤樹の『大学』受容
  2 熊沢蕃山の特徴
  3 三輪執斎の場合
  4 『古本大学刮目』の意義
第6章 門人・西村履三郎からみた洗心洞
  1 履三郎の学問
  2 自筆本『洗心洞唐宋元明清名家詩選』
  3 洗心洞での生活
  4 立教館柘植葛城との交流
第7章 大塩平八郎と天照皇大神信仰
  1 政治理想としての古代
  2 『洗心洞箚記』の富士・伊勢奉納
  3 燔書と聖人の再来
第8章 大塩平八郎の被差別民観
  1 大塩をめぐる被差別民論
  2 人間観としての天地万物一体之仁
  3 町奉行所手下としての非人
  4 大塩とかわた村
  5 被差別部落民の乱参加の意味
第9章 心情の文学としての『洗心洞詩文』
  1 『洗心洞詩文』の主題
  2 『洗心洞詩文』と『洗心洞唐宋元明清名家詩選』
  3 大塩の詩文論
第10章 大塩思想の継承者・三宅雪嶺
  1 雪嶺の学業
  2 雪嶺にとっての雑誌『日本人』
  3 道理に立脚した日本文化論
  4 陽明学の継承
  5 良知を致せば聖人に至る
第11章 大塩後素編『洗心洞唐宋元明清名家詩選』の世界より
  Ⅰ 『洗心洞唐宋元明清名家詩選』巻一
  Ⅱ 『洗心洞唐宋元明清名家詩選』巻二