阿部 軍治/著 -- アベ,グンジ -- 彩流社 -- 2008.10 -- 980.2

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 980.2/ト008 0114744915 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 白樺派とトルストイ
書名カナ シラカバハ ト トルストイ
副書名 武者小路実篤・有島武郎・志賀直哉を中心に
著者 阿部 軍治 /著  
著者カナ アベ,グンジ
出版地 東京
出版者 彩流社
出版者カナ サイリュウシャ
出版年 2008.10
ページ数 301p
大きさ 20cm
内容紹介 人道主義思潮の中心にあった白樺派とトルストイの関係はどんなものだったのか? 白樺派の中核にあり、かつ最もトルストイと関わりの深かった武者小路実篤及び有島武郎、そして志賀直哉を取り上げてその関わりを考察する。
NDC分類(9版) 980.2
ISBN 4-7791-1384-0
ISBN13桁 978-4-7791-1384-0
定価 ¥3500

目次

第一章 武者小路実篤のトルストイ受容の足跡
  1 武者小路実篤とトルストイ-序節
  2 武者小路実篤のトルストイとの出会い-『我宗教』『我懺悔』『ルツェルン』などの受容
  3 武者小路の初期のトルストイ受容の足跡-『イヴァン・イリイッチの死』『アンナ・カレーニナ』『神の王国は爾らのうちにあり』『闇の力』などの受容
  4 権力批判の論文『なくて吐はぬもの一つ』の感化
  5 『クロイツェル・ソナタ』の衝撃
  6 大正期における『さらば我ら何をなすべきか』の影響
第二章 トルストイ主義の影響-トルストイアン武者小路実篤について
  1 トルストイアン武者小路実篤
  2 武者小路の非戦論と人道主義的行動におけるトルストイ主義の感化
  3 実篤の作品の中のトルストイ
  4 実篤の民話とトルストイ
第三章 武者小路実篤におけるトルストイ主義と反トルストイ主義
  1 トルストイ主義への反発
  2 トルストイの引力と彼への反発の狭間で
  3 トルストイ主義の軌道修正あるいは修正トルストイ主義へ
第四章 武者小路実篤とロシア文学、およびその周辺
  1 武者小路とドストエフスキー
  2 武者小路とロシア文学
  3 武者小路実篤と徳富蘆花
第五章 <新しき村>の建設-人類共生の夢を求めて
  1 トルストイ主義的理想郷<新しき村>の建設
  2 <新しき村>の生活とその現在
  3 <新しき村>批判をめぐって
  4 <新しき村>の思想-武者主義的思想の確立
  5 <村>のその他のトルストイアンたち
第六章 武者小路実篤におけるトルストイの影響と人道主義
  1 評伝『トルストイ』について
  2 実篤と老翁の思想的な類似性
  3 武者小路実篤および白樺派と人道主義
第七章 終生の師トルストイと共に生きて
  1 トルストイアンであることを否定はしたが…
  2 トルストイを終生の師として生きる
第八章 有島武郎とトルストイ
  1 有島武郎とトルストイ-序節
  2 有島の留学前におけるトルストイ受容
  3 留学時における有島のトルストイ心酔
  4 トルストイ崇拝の中での教会離反と文学への傾斜
  5 クロポトキンとその他のロシア文学受容、そして文学の道へ
  6 有島のトルストイ文学受容
  7 留学後のトルストイ及びその他のロシア文学受容
  8 有島晩年のトルストイ受容
  9 農場解放をめぐって
第九章 志賀直哉とトルストイ
  1 志賀直哉とロシア文学
  2 志賀直哉とトルストイ文学
  3 志賀直哉とトルストイの文学と作風の一定の類似性