羽入 辰郎/著 -- ハニュウ,タツロウ -- ミネルヴァ書房 -- 2008.6 -- 361.234

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 361.2/ハ008 0114416753 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 学問とは何か
書名カナ ガクモン トワ ナニカ
副書名 『マックス・ヴェーバーの犯罪』その後
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者 羽入 辰郎 /著  
著者カナ ハニュウ,タツロウ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2008.6
ページ数 15,537,23p
大きさ 22cm
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
シリーズ名カナ ミネルヴァ ジンブン シャカイ カガク ソウショ
叢書巻次 143
内容紹介 学問とはそれに従事する人間及び、しない人間にとって、一体何を意味するのか。この大学紛争のきっかけとなった問いに答えるべきであった折原浩の学問の惨状を明らかにし、紛争に遅れてきた世代の著者が解答を試みる。
NDC分類(9版) 361.234
ISBN 4-623-05106-9
ISBN13桁 978-4-623-05106-9
定価 ¥6000

目次

序 本書出版の理由
  第一節 出版の経緯
  第二節 マックス・ヴェーバーが主張した、学者としての「知的誠実性」
  第三節 人格の核心部分の虚偽
  第四節 痴漢は一度でもやったら痴漢では?
  エピソード(一)-橋本努ホーム・ページでの拙著批判に対する反批判
  エピソード(二)-学生時代、ゼミで自分の意見を言えなかった折原浩
第1章 英訳聖書に関する議論のトリック
  第一節 ヴェーバーの主張
  第二節 アリバイの崩壊(その一)
  第三節 アリバイの崩壊(その二)
  第四節 “calling”とはひとつも訳されていない英訳聖書における「ベン・シラの知恵」
  第五節 NEDの「コリントⅠ」七・二〇
  第六節 折原浩の“calling”概念に関する批判に対する反批判
  第七節 ヴェーバーの主張の全否定に終わる
  エピソード(三)-安藤英治先生と妻
  エピソード(四)-東大山中湖事件
第2章 “Beruf”-概念でのトリック
  第一節 ヴァイマール版ルター全集
  第二節 “Beruf”-概念をめぐるアポリア
  第三節 “Beruf”という語の二つの用法と「コリントⅠ」七・二〇
  第四節 ヴェーバーによるアポリアの回避
  第五節 資料による検証
  第六節 折原浩の批判に対する反批判
  エピソード(五)-恐るべき素人の読者
第3章 フランクリンの『自伝』に関するヴェーバーのトリック
  第一節 理念型
  第二節 フランクリンの道徳的訓戒の功利的傾向
  第三節 「神の啓示」の謎(その一)
  第四節 「神の啓示」の謎(その二)
  第五節 折原によるRevelation(啓示)についての詭弁
  第六節 butは「しかし」ではない?
  第七節 意味上は正反対の証拠の混同?
  第八節 「啓示」の論拠の崩壊
  第九節 個人の「幸福」に対するフランクリンの倫理の非合理的超越
第4章 「資本主義の精神」の理念型構成のトリック
  第一節 「資本主義の精神」の構成
  第二節 反論
  第三節 削除
  第四節 「予定説」の神をフランクリン自身が信奉していたわけではない
  第五節 学者としての致命的加筆
  第六節 折原による弁護
  第七節 前著の第三章と第四章は矛盾している、という批判に対して
  第八節 『倫理』論文の基礎的二次文献も読んでいない
第5章 四冊目の羽入批判本
  第一節 四冊目の折原本
  第二節 羽入の学位論文より、折原の『学問の未来』の方がお粗末である場合には、一体どうなるのか?
  第三節 “事実”を捏造する得意の妄想癖
  第四節 病的
  エピソード(六)-折原浩にとってのロドス
終章 学問の意味
  第一節 大学紛争最大のデマゴーグ・折原浩にとっての学問
  第二節 “権威主義者”折原
  第三節 素朴な疑問
  第四節 一人で立つということ
  第五節 テーマを持ってしまう、ということの恐ろしさ
  第六節 古典の意味
  第七節 学問とは何か