長谷川 亮一/著 -- ハセガワ,リョウイチ -- 白澤社 -- 2008.1 -- 210.01

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B2層 210.0/ハ008 0114181449 一般図書   在架
奄美一般 2階閲覧室 210.0/ハ008 0211178835 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 「皇国史観」という問題
書名カナ コウコク シカン ト イウ モンダイ
副書名 十五年戦争期における文部省の修史事業と思想統制政策
著者 長谷川 亮一 /著  
著者カナ ハセガワ,リョウイチ
出版地 東京
出版者 白澤社
出版者カナ ハクタクシャ
出版年 2008.1
ページ数 365p
大きさ 20cm
一般件名 歴史学-歴史 , 日本-歴史 , 歴史教育-歴史 , 国体
内容紹介 戦前の歴史観の代名詞「皇国史観」の成立と流布を、戦中に文部省が行った修史事業に着目して再検証し、従来のイメージを一新。「皇国史観」の何が、いかに問題であるのかを明らかにする。
NDC分類(9版) 210.01
ISBN 4-7684-7923-0
ISBN13桁 978-4-7684-7923-0
定価 ¥3800

目次

第1章 戦後における「皇国史観」をめぐる議論の展開
  1-1 今日における「皇国史観」の認識
  1-2 敗戦直後における「皇国史観」批判の展開
  1-3 一九五〇年代における「皇国史観」についての認識
  1-4 一九六〇年検定論争と「皇国史観の復活」キャンペーン
  1-5 一九八〇年代の「皇国史観」論
  1-6 近年の議論傾向と本書における検討課題
第2章 近代国体論の変容
  2-1 「天壌無窮の神勅」と近代国体論の成立
  2-2 『大日本編年史』と久米事件
  2-3 『国体論史』と大正期の国体論
  2-4 天皇機関説事件=国体明徴運動と「教学刷新」
  2-5 「皇国」理念の流布
  2-6 「八紘一宇」の国策理念化
  2-7 小括
第3章 「皇国史観」の提唱と流布
  3-1 高等試験改革と国史の必須科目化
  3-2 『国史概説』の編纂
  3-3 『大東亜史概説』の編纂
  3-4 文部省による「皇国史観」の提唱
  3-5 文部省の「皇国史観」認識
第4章 『国史概説』の歴史像
  4-1 全体の構成と基本的特徴
  4-2 『国史概説』の国体論
  4-3 「八紘為宇」の理念
  4-4 社会経済史的叙述の意義
第5章 『大東亜史概説』の歴史像
  5-1 全体の構想
  5-2 「大東亜」の範囲
  5-3 「大東亜」と日本
  5-4 「大東亜史」と「国史」のはざま
  5-5 『大東亜史概説』と宮崎市定『アジヤ史概説正編』
第6章 国史編修事業と国史編修院
  6-1 国史編修事業の閣議決定
  6-2 国史編修準備委員会における議論
  6-3 国史編修調査会
  6-4 国史編修院と敗戦後の経過
おわりに