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資料詳細

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目次

序章 家事のない社会という夢

  1 主婦は暇になったか

  2 家事の協同幻想

  3 家事が消失するとき

第1章 家事の現在形

  1 家事をどうとらえるか

  2 短い日本人の家事時間

  3 家事の最低基準とは

  4 働きバチは誰なのか

  5 減らない主婦の家事

第2章 家電製品は家事を減らしたか

  1 家電製品のない暮らし

  2 家事時間の変遷：1940-1970年代

  3 三種の神器の効用

  4 「裁縫」と和装の減退

  5 市場化・技術革新の限界

第3章 職業階層と家事水準

  1 家事と生活様式

  2 家事使用人はどこにいたか

  3 献立にみる食生活水準の格差

  4 ちゃぶ台の登揚と食器洗いの発生

  5 洗濯機に託された2つの夢

  6 無用な家事のありか

第4章 家事時間の国際比較

  1 生活時間調査と国際比較

  2 家事と関連する因子の21ケ国比較

  3 イギリス・オランダ・日本の労働時間配分と制度

  4 米国・日本女性の家事時間

  5 日本人の家事時間：現代の位相

第5章 家事からみえる家族の風景

  1 温存された生活階層

  2 労働の贈与交換と家族

  3 子どもを減らすという選択

  4 ジェンダーと労働の力学

  5 ゆらぐ家事の価値づけ

  6 日本家族における近代：1940-1990年代

終章 夢の終わりに

  1 家族生活の近未来

  2 公共による代替はどこまで可能か

  3 家事の市場化と階層社会

  4 家事と仕事をどう再配置するか

  5 持続可能な生活の時間と空間

  6 人を生かす社会へ

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