南 有哲/著 -- ミナミ,アリサト -- 文理閣 -- 2007.2 -- 316.8

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 316.8/ミ007 0114141765 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 民族の理論
書名カナ ミンゾク ノ リロン
著者 南 有哲 /著  
著者カナ ミナミ,アリサト
出版地 京都
出版者 文理閣
出版者カナ ブンリカク
出版年 2007.2
ページ数 184p
大きさ 22cm
一般件名 民族問題 , 民族自決
内容紹介 エンゲルスの「歴史無き民族」論、さらには韓国左翼の民族論争等を批判的に検討。民族の本質を「生命再生産過程を担う社会関係を媒介する記号体系の共有」と捉えた、民族と国民国家についての刺激的論考集。
NDC分類(9版) 316.8
ISBN 4-89259-539-4
ISBN13桁 978-4-89259-539-4
定価 ¥2500

目次

第1章 民族自決はもはや「悪」なのか?
  はじめに
  1 民族自決への懐疑-松尾匡の見解について
  2 エンゲルスの到達点に照らして
  3 国家と変革の問題をめぐって
  おわりに
第2章 エンゲルスにおける民族観の発展
  はじめに
  1 1848年革命期におけるエンゲルス民族論
  2 変化の軌跡
  おわりに-エンゲルスの到達点
第3章 オットー・バウアーの民族政策論をめぐって
  はじめに
  1 バウアーの「個人原理にもとづく民族自治」論
  2 レーニンおよびスターリンによるバウアー批判
  3 真の争点は何か
  おわりに
第4章 韓国左翼の民族論争
  はじめに
  1 主体思想派の主張
  2 マルクス主義者の反批判
  3 論争への評価
  おわりに
第5章 スターリン理論とその超克の試み
  はじめに
  1 スターリンの民族定義とその検討
  2 スターリン超克のための二つの試み-高島と湯浅の民族理論
第6章 オットー・バウアーの民族本質論
  はじめに
  1 バウアーは民族をいかに捉えるか
  2 バウアーの民族本質論への評価
  おわりに
第7章 民族と国民国家
  はじめに
  1 民族とは何か
  2 国民国家とは何か
  3 国民国家と民族
  4 国民国家の歴史的意義と限界
  おわりに-「民族独立」をめぐって