島田 周平/著 -- シマダ,シュウヘイ -- 京都大学学術出版会 -- 2007.2 -- 612.445

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A6層 612.4/シ007 0114133796 一般図書   在架

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル アフリカ可能性を生きる農民
書名カナ アフリカ カノウセイ オ イキル ノウミン
副書名 環境-国家-村の比較生態研究
著者 島田 周平 /著  
著者カナ シマダ,シュウヘイ
出版地 京都
出版者 京都大学学術出版会
出版者カナ キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ
出版年 2007.2
ページ数 12,270p
大きさ 22cm
一般件名 ナイジェリア-農業 , 農村-ナイジェリア , ザンビア-農業 , 農村-ザンビア , 農業政策
内容紹介 ポリティカル・エコロジー論による初めての比較農村研究。ナイジェリアとザンビアの農村を舞台に、経済状況や国家の政策など、より広い環境まで射程に入れて人々の暮らしを総合的に理解する。
NDC分類(9版) 612.445
ISBN 4-87698-699-6
ISBN13桁 978-4-87698-699-6
定価 ¥3600

目次

第Ⅰ章 序論
  1 マクロな視点とミクロな視点
  2 地域研究的視点の重要性と留意点
  3 地域間比較研究の試み
  4 2つの国における調査環境の違い
  5 本書の構成
第Ⅱ章 分析視点としてのポリティカル・エコロジー論
  1 ポリティカル・エコロジー論の系譜
  2 第三世界ポリティカル・エコロジー論
  3 ポリティカル・エコロジー論の展開
  4 脆弱性とエンタイトルメント
  5 不確実性をどう考えるか
  6 アフリカの農村を開放系の中で考えるということの意味
第Ⅲ章 植民地時代のナイジェリアの農業政策:換金作物生産重視と食糧生産無視
  1 はじめに
  2 植民地時代の農業政策
  3 植民地政策の食糧生産への影響
第Ⅳ章 独立後のナイジェリアの農業政策と食糧生産:オイル・ブームと食糧増産運動
  1 食糧生産論の研究動向概観
  2 1960-1974年の食糧生産と農業政策
  3 オイル・ブーム期(1975年-1985年)の食糧生産と農業政策
  4 1986年以降の食糧生産と農業政策
  5 まとめ
第V章 食糧生産の村で起きていたこと:E村の人々の出稼ぎ労働
  1 E村の概況
  2 調査方法
  3 E村の人々の労働移動
第Ⅵ章 出稼ぎを支えるE村の農業
  1 農業生産地域区分からみたE村の位置
  2 栽培作物
  3 農業の担い手:性別分業と若年労働力
  4 作付け様式
  5 農作業
  6 耕作形態の変化
第Ⅶ章 E村の青年にみるポリティカル・エコロジー:夢見る青年たちの闘い
  1 非農業活動と耕作形態
  2 E村の労働移動とマクロな政治経済的変動との関連
  3 まとめ
第Ⅷ章 ザンビアの農業政策と農業生産の変化:銅依存と経済二重構造
  1 ザンビアの経済的特徴
  2 第2次大戦後から独立まで
  3 独立直後のザンビア経済と農業(1964-75年まで)
  4 経済危機と構造調整下の農業生産(1976年以降)
第Ⅸ章 ザンビアの中心部のC村で起きていたこと:民族的多様性とダンボにおける野菜生産
  1 はじめに-C村との出会い-
  2 レンジェの土地
  3 C村の成り立ちと人々の構成
第Ⅹ章 C村の農業生産とそれを支える社会関係
  1 C村の農業
  2 一般畑とダンボ畑の用益権
  3 用益権の「安全性」
  4 土地を巡る村レベルでの最近の変化
第ⅩⅠ章 C村の変容にみるポリティカル・エコロジー:変わる農村社会と農業生産
  1 共同耕作の変化と「過剰な死」の関係
  2 孤児養育の問題
  3 森林破壊
  4 灌漑農業の導入
  5 村長職をめぐる争い
第ⅩⅡ章 変容の中での可能性の追求:2つの村からみられた農民の流動性と開放性
  1 ナイジェリアとザンビア
  2 2つの調査村の各国内での位置
  3 共通する特性