H.P.リーダーバッハ/著 -- リーダーバッハ,ハンス・ペーター -- 新書館 -- 2006.11 -- 121.65

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 121.6/リ006 0114114424 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル ハイデガーと和辻哲郎
書名カナ ハイデガー ト ワツジ テツロウ
著者 H.P.リーダーバッハ /著, 平田 裕之 /訳  
著者カナ リーダーバッハ,ハンス・ペーター
出版地 東京
出版者 新書館
出版者カナ シンショカン
出版年 2006.11
ページ数 299p
大きさ 22cm
内容紹介 20世紀の日本の哲学に大きな影響を与えたハイデガーと、その思想との出会いから独自の思索を展開していった和辻哲郎。和辻の「存在と時間」の解釈を手がかりに、日本におけるハイデガー受容について考察する。
NDC分類(9版) 121.65
ISBN 4-403-12019-9
定価 ¥3800

目次

序論
第一章 日本の思想の受容構造についての考察
  「日本思想」か、それとも「日本の思想」か
  日本論-自己省察と自己主張
  日本思想の不連続性
  日本の歴史意識の「執拗な持続低音(basso ostinato)」
  自己固有なものへの向かい方と異他的なものへの関わり方
  日本の歴史意識とニーチェの『反時代的考察』第二篇-「選択的摂取」の解釈学的検討
  「選択的摂取」の批判
第二章 日本のハイデガー受容におけるパースペクティヴ的統合の役割について
  手短かな慨観
  「有の問と絶對無」-辻村公一のハイデガー解釈
  日本とハイデガー
  辻村のハイデガー解釈と京都とメスキルヒの対話に対する異議
  異他的なものの侵入と自己固有なものの歴史とのあいだで-和辻の解釈学的状況
  ハイデガーへのアプローチの仕方という点での、和辻と辻村の差異
第三章 和辻の人間の規定とハイデガーの現存在の規定について
  現存在を「人間」とみなす伝統的な解釈を和辻がつかみとる仕方
  ハイデガーの現存在分析に対する和辻の批判
  「存在」と実存
  和辻の人間の弁証法的規定-個人に対する社会の優位
  和辻とハイデガーの本来性の概念について
  空間性と時間性
  和辻の人間分析の批判的検討
第四章 和辻の解釈学のコンテクストでの「空」の概念
  被投性と企投-ハイデガーの本来的自己了解の可能性と限界について
  本来性と非本来性の関係規定について
  解釈学的現象学か、それとも解釈学か
  ハイデガーの現象概念の和辻による改釈
  日常的了解の構造
  了解の「超越論的」意味
  間柄の時間性
  間柄の歴史性
  風土論
結論