夏秋 啓子/編著 -- ナツアキ,ケイコ -- 理工図書 -- 2005.12 -- 579.9

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 579.9/ナ005 0114029705 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 知っておきたいバイテクの基礎
書名カナ シッテ オキタイ バイテク ノ キソ
副書名 生物学を学んでいない人にもわかる
著者 夏秋 啓子 /編著, 藤巻 宏 /編著  
著者カナ ナツアキ,ケイコ
出版地 東京
出版者 理工図書
出版者カナ リコウ トショ
出版年 2005.12
ページ数 8,286p
大きさ 21cm
一般件名 生物工学
内容紹介 生物や化学の知識がほとんどなくても、バイテク(バイオテクノロジー)に関する歴史、言葉、技術の仕組み、実用例を、基礎的な知識から学ぶ事ができる教科書。
NDC分類(9版) 579.9
ISBN 4-8446-0708-1
定価 ¥2800

目次

第1章 バイオテクノロジーとは
  1.バイテクの歴史
  2.微生物の発見
  3.農業と微生物
  4.メンデルの法則の発見
  5.生物進化という概念
  6.遺伝子の発見
  7.遺伝子の正体は、DNAか、それともタンパク質か
  8.DNAの立体構造がわかる
  9.DNAからアミノ酸、そしてタンパク質へ
第2章 細胞の構造と遺伝の原理
  1.生物体の基本単位は細胞である
  2.染色体はどんな構造になっているか
  3.2種類の細胞分裂が存在する
  4.染色体数は生物種により決まっているが、まれに変化する
  5.ゲノムとは
  6.メンデルの遺伝の法則
  7.組換えと連鎖地図
  8.遺伝子ってどんなもの
第3章 遺伝子の働き
  1.遺伝子は親から子へ遺伝情報を伝達する
  2.遺伝子の作用で形質が発現する
  3.DNAが遺伝情報を担っている
  4.遺伝子はタンパク質を作る
  5.遺伝子が変化し突然変異になる
  6.進化も育種も集団レベルで進む
  7.様々な要因が集団の構成を変える
第4章 植物の組織培養
  1.植物の組織培養の原理
  2.ウイルスフリー苗の作成と大量増殖のための茎頂培養
  3.半数体植物を作るための葯培養、花粉培養
  4.遠縁の種属間雑種植物を作るための胚培養と胚珠培養
  5.遠縁種間の雑種植物を作るための細胞融合
第5章 遺伝子組換え植物ができるまで
  1.遺伝子クローニングとは
  2.遺伝子クローニングの原理
  3.ベクターと宿主
  4.遺伝子クローニングを可能にした酵素類
  5.組換えDNA分子の大腸菌への導入
  6.形質転換大腸菌の増殖と目的遺伝子の回収
  7.組換えDNAからの目的遺伝子の単離
  8.電気泳動法
  9.植物細胞・ゲノムへの遺伝子導入
第6章 植物育種とバイテク
  1.植物バイテクが先行する理由
  2.バイテクの進展と遺伝資源の概念拡大
  3.遺伝資源は誰のもの
  4.新たな遺伝変異の誘発法
  5.育種のための人為選抜法
  6.品種鑑定に有効なDNA分析
  7.農作物育種の部分技術としてのバイテク
第7章 植物ウイルスとバイテク
  1.ウイルスとは何だろう
  2.ウイルスの同定
  3.ウイルスを見る
  4.ウイルスを取り出す
  5.ウイルスの外被タンパク質を検出する
  6.ウイルス外被タンパク質の分子量を測定するポリアクリルアミドゲル電気泳動
  7.電気泳動したウイルスの外被タンパク質を検出するウエスタンブロット法
  8.ウイルスの核酸を検出する
  9.ウイルス核酸の塩基配列
第8章 動物のバイテク
  1.遺伝子操作動物の作出
  2.クローン動物
  3.体細胞クローン技術と再生医療
  4.動物実験と倫理問題
第9章 微生物のバイテク
  1.微生物を分子育種する
  2.微生物を工場にするバイテク
  3.微生物に環境浄化させるバイテク
  4.微生物にプラスチックを作らせるバイテク
  5.氷核活性細菌とバイテク
  6.微生物農薬から遺伝子組換え作物へ
第10章 社会とバイテク
  1.バイオセーフティ規制…組換え農作物、組換え食品を中心にわが国の現状を知る…
  2.バイオセーフティと社会…新聞記事がよくわかる…
  3.バイオセーフティの30年…歴史的な流れを理解する…
第11章 バイテクの光と影
  1.ゴールデンライスの開発と利用
  2.食べるワクチン
  3.ターミネーター遺伝子
  4.適材適所でスイッチの入る遺伝子
  5.バイテクは、すべての問題を解決するか?
  6.科学離れと科学不信
  7.バイテクのこれから