奈倉 哲三/著 -- ナグラ テツゾウ -- 校倉書房 -- 2004.12 -- 910.25

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A1層 910.2/ナ004 0113890024 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 諷刺眼維新変革
書名カナ フウシガン イシン ヘンカク
副書名 民衆は天皇をどう見ていたか
著者 奈倉 哲三 /著  
著者カナ ナグラ テツゾウ
出版地 東京
出版者 校倉書房
出版者カナ アゼクラ ショボウ
出版年 2004.12
ページ数 492p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-江戸時代 , 日本文学-歴史-明治時代 , 諷刺文学 , 天皇
内容紹介 幕末維新期に流行したさまざまなスタイルの諷刺文芸を素材に、民衆が天皇・朝廷をどのように見ていたかということを実証的に解明し、民衆思想史の立場から考察する。
NDC分類(9版) 910.25
ISBN 4-7517-3590-X
定価 ¥8000

目次

序-驚愕の天皇諷刺
第一章 「見立ていろはたとへ」の成立
  一 「見立ていろはたとへ」とは
  二 諺の流行と「いろはかるた」
  三 「見立ていろはたとへ」の地域性
  四 「見立ていろはたとへ」の成立
  五 「見立ていろはたとへ」の完成
第二章 「見立ていろはたとへ」に見る天皇・朝廷観
  一 皇族・公家がどう登場するか
  二 天皇・朝廷はどう登場するか
  三 「新撰伊呂波多登幣」に見る天皇・朝廷観
第三章 諷刺諸文芸に見る天皇・朝廷観
  一 弘化年間〜安政四年[御製・三十六歌仙・道化百人一首・狂歌・落し咄し]
  二 安政五年〜元治元年[狂歌・落書・鎖文字・都々逸・謎文字・貝尽し・浮世噺]
  三 慶応元年〜慶応三年[童謡・チョボクレ・芝居口上]
  四 慶応四年戊辰戦争期[手まり唄・見立て引き札・ない物尽くし・道化百人一首・狂句・狂歌・なぞ]
第四章 戊辰戦争期諷刺錦絵に見る天皇・朝廷観
  一 戊辰戦争期諷刺錦絵の登場
  二 戊辰戦争期諷刺錦絵に描き込まれた天皇
結 幕末維新期諷刺諸文芸にあらわれた民衆の天皇観
  (一) 前史 弘化三年 天皇の葬儀を謡う
  (二) 嘉永六年 諷刺文芸の一斉開花
  (三) 安政五年 最初の天皇諷刺
  (四) 文久元年〜元治元年 江戸民衆の耳目は政治の奥底へ
  (五) 慶応元年〜三年 喧伝される尊王論へ強まる反発
  (六) 慶応四年(1) 少年天皇への揶揄と錦旗への反発
  (七) 慶応四年(2) 諷刺錦絵に凝縮された江戸民衆の天皇観
  (八) 到達点としての明治二年「見立ていろはたとへ」
  (九) 民衆思想史における位置